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あの人は預言者だ
創世記 20:1-18

 「あの人は預言者であって、あなたのために祈ってくれよう。」(7)

 アブラハムは南方に移り、ゲラルに滞在しました。アブラハムはそこの人々に妻サラを自分の妹だと偽りました。その結果エジプトの時と同じように、ゲラルの王アビメレクに妻サラを奪われました。しかし神様はその日の夜、アビメレクの夢に現れました。サラを返すように、命じられました。サラを保護されました。また、アブラハムを、神様の預言者として受け入れるように、言われました。アブラハムは続けて罪を犯しましたが、神様は彼のあやまちと弱さを担ってくださいました。異邦人の心の中に、神様のしもべに対する恐れを植えつけてくださいました。
 次の日の朝早く、アビメレクはアブラハムを呼んで一部始終を聞きました。アブラハムは辻褄が合わない言葉であれこれと弁明しました。しかし彼の根本問題は神様を信じることができない不信でした。彼はこのできごとを通して、生きておられる神様を体験します。いつでも、どこでも、彼といつも共にいてくださる神様を堅く信じるようになります。また自分が神様の御言葉と力によって、伝達する神様の預言者として立てられたことを悟ります。こうして、彼はゲラルの王アビメレクの家のために祈るようになりました。彼は大胆になりました。神様のしもべとしての自負心が生じました。神様は彼の祈りを聞かれ、アビメレクの家の女の胎を開いてくださいました。誰でも信仰によって生きるならば、牧者になることができます。世に在って、人々のために祈ることができるようになるのです。

祈り:主よ!私が人を恐れず、牧者として立てられたことを信じ、この世の人々のために、とりなしの祈りを捧げる者でありますように、助け導いてください。

一言:あなたは牧者である
カテゴリ:旧約聖書::創世記

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みな滅ぼされた
創世記 19:1-38

 「これらの町々と低地全体と、その町々の住民と、その地の植物をみな滅ぼされた。」(25)

 夕暮れに二人の御使いはソドムに着きました。ちょうどロトが彼らを迎えました。しかし家族は誰もロトを助け、一緒に彼らを歓迎しようとしませんでした。おいしくもない、ごつごつとしたパン種を入れないパンを食物として出しました。何よりもソドムでは同性愛と淫乱が普遍化されていました。暴力がはびこる無法地帯でした。正義の神様はここを滅ぼそうと定められました。時になると、主は硫黄と火を雨のように、ソドムとゴモラに降らせました。神様はその町と全地と、町に住む全ての民と、地から出た植物をみな滅ぼされました。誰も神様のさばきから逃れることはできません。正義の神様は不義を赦されず、必ずさばかれます。
 神様はアブラハムの祈りを覚えられました。ロトとその家族を救おうとされます。ところがロトは差し迫ったさばきの前で、世に対する未練を捨てることができませんでした。ためらいました。また、婿たちは神様のさばきの御言葉を冗談だと思いました。そしてロトの妻は町に置いて来た物が惜しくて、後ろを振り返ってしまい、塩の柱となりました。神様が恵みを施してくださり、ロトと二人の娘だけが救いを受けました。しかし二人の娘もソドムの町の罪に染まっていました。二人の娘はロトに酒を飲ませ、近親相姦の種を残しました。ロトはこれまで、ソドムの町の豊かさと神様の間で、適当な位置に立って生きてきました。彼は知恵のある人のように見えましたが、彼が結んだ実はどれだけ本当は愚かな人生であったかを教えてくれます。

祈り:主よ!私が不義をさばかれるあなたを畏れ、日々、あなたの義を求め、義に生きることができますように、助け導いてください。

一言:不義をさばかれる神様
カテゴリ:旧約聖書::創世記

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今一度だけ
創世記 18:16-33

 「今一度だけ私に言わせてください。もしやそこに十人見つかるかもしれません。」(32)

 神様はアブラハムから丁重なもてなしを受けました。それで神様がしようとされることを隠されませんでした。アブラハムは大いなる強い国民になります。地のすべての国々は彼によって祝福されます。神様はアブラハムを通して、主の道を守らせ、正義と公正とを行なう神様の民を造ろうとされます。その結果、全世界が正しい神様の民で満たされることを願われます。それだけではありません。神様は、正義と公正を捨てたソドムとゴモラをさばかれることも、話されました。神様はアブラハムを友とされました。友には全ての秘密を話します。神様はアブラハムを親しい友だちとして思われました。神様がしようとされる全てのことを、みな話してくださいました。イエス様も弟子たちをしもべと言わず、友と言われました(ヨハ15:14)。私たちはみな神様の同労者です。それで神様は聖霊を通して、ご自分の深い御旨を私たち一人一人に知らせてくださいます(Ⅰコリ2:10)。
 アブラハムはソドムとゴモラに対するさばきの知らせを聞きました。彼は心が重くなりました。そこには愛するロトがいたからです。アブラハムは彼のために神様に祈りました。彼は命をかけて神様に切に祈りました。ついに神様から「正しい者が十人いれば、滅ぼさない。」という約束を得ました。神様はひとりのたましいを救おうとする祈りに答えてくださいます。神様は悪人をさばかれます。しかし正しい者は救われます。神様は一人のたましいを天と地よりも尊く思われます。

祈り:主よ!此の世にあって、さばきに至ろうとしている一人のたましいのために祈る、成熟した牧者になれるように、私を養ってください。

一言:今一度だけ
カテゴリ:旧約聖書::創世記

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男の子ができている
創世記 18:1-15

 「必ずあなたのところに戻って来ます。そのとき、あなたの妻サラには、男の子ができている。」(10)

 主がマムレの樫の木のそばで、アブラハムに現れました。日の暑いころ、天幕の入口にすわっていたアブラハムは三人の人が彼に向かって立っていたのを見ました。アブラハムは彼らを見ると、走って行き、ひれ伏して彼らを迎え入れました。アブラハムはバターと牛乳、また、しもべたちが料理した子牛を持って、彼らの前に並べました。そして木の下で給仕しました。アブラハムは彼らを丁重にもてなしました。家中の人を動員して、客人をもてなしました。アブラハムの家庭にはお客さんに仕える喜びが満ちていました。
 主がアブラハムに言われました。「わたしは来年の今ごろ、必ずあなたのところに戻って来ます。そのとき、あなたの妻サラには、男の子ができている。」サラはこのことをうしろの天幕の入口で聞いて、心の中で笑いました。自分の現状を誰よりもよく知っていたからです。サラは年を取っていて、生理も終っていました。老衰した自分が子どもを産むなんて、笑い話にしか聞こえませんでした。しかし神様は彼らに信仰がないことを咎められます。神様に対する信仰を植えられます。神様の約束はサラの人間的条件と関係なく、成就されます。なぜなら神様にはできないことがないからです。私たちは不可能なことがない神様を仰ぎ見なければなりません。そうすれば自分の現状から離れ、神様の信仰を信じることができます。厳しい世の中でも、他人を丁重にもてなす愛と余裕が満ち溢れる生活をするようになります。

祈り:主よ!不可能なことがない神様の約束を信じて、心が愛と余裕に満ち溢れる生活となるように助けてください。

一言:必ず成し遂げられる約束
カテゴリ:旧約聖書::創世記

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永遠の契約
創世記 17:1-27

 「わたしの契約を、わたしとあなたとの間に、そしてあなたの後のあなたの子孫との間に、代々にわたる永遠の契約として立てる。」(7)

 イシュマエルが生まれました。アブラムは「祝福のみなもと」として生きることができず、イシュマエルの良き父親として生きることだけに満足しました。十三年間見守って来られた神様がそんな彼に現れました。全能なる神様を信じ、神様の前で全き人生を生きるように命じられました。そしてアブラムとの契約を新たに立てました。アブラムが多くの国民の父となるようにされました。幾つかの国民と王たちが彼から出ると言われました。アブラムとその子孫にカナンの全土を永遠の所有として与えられました。主なる神様はアブラムがこの契約をいつも覚えて生きることを願われ、彼の名前も諸国の父であるアブラハムに変えてくださいました。そして契約のしるしとして割礼を施すように命じられました。またサライの名もサラ、すなわち「国々の母」に変えてくださいました。
 しかしアブラハムは九十九歳になった自分とサラの現状を考えて信じることができませんでした。イシュマエルを神様の前で育てることを望みました。しかし神様は放棄されませんでした。サラが産む子どもの名前と、期限まで定めてくださいました。その子とも契約を結び、その子孫とも永遠の契約を結ぶと言われました。結局アブラハムは神様の永遠の契約を受け入れました。そして家中の全ての男たちに割礼を行ないました。神様はその契約の通りに、アブラハムの子孫の中から世の救い主をお遣わしになりました。それを通して、アブラハムに与えられた祝福を世の民に与えられます。神様は、イエス様を信じる者と、永遠の契約を立てられます。

祈り:主よ!私に、イエス・キリストを通して、永遠の契約をくださり、感謝します。私が諸国の父として生きるように、助けてください。

一言:諸国の父
カテゴリ:旧約聖書::創世記

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