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強くあれ
IIサムエル 10:1-19

 「強くあれ。われわれの民のため、われわれの神の町々のために全力を尽くそう。」(12a)

I.ダビデの恵みを無視したハヌン(1-5)
 ダビデは過去ナハシュ王との約束を覚え、その子アモンの王ハヌンに恵みを施そうとしました。しかしハヌンは家来たちのあやまった進言を聞き、ダビデの使いを冒涜しました。ひげを半分そり落とし、その衣を半分に切って尻のあたりまでにし、彼らを送り返したのです。ハヌンは心が曲がっていて、側近の知恵ある進言を聞くことができませんでした。彼の愚かさによって、恵みを施そうとしたダビデと戦争をするようになりました。

II.イスラエルとアモンの戦争(6-19)
 ハヌンは自分がダビデに憎まれたことを知り、イスラエルと戦うために傭兵を雇いました。それでダビデはヨアブと勇士たちの全軍を送りました。ヨアブが敵陣を見て言いました。「強くあれ。われわれの民のため、われわれの神の町々のために全力を尽くそう。主はみこころにかなうことをされる。」(12)。イスラエルは自分の民と神様の町のために戦いますが、ハヌンの傭兵たちはお金をもらって戦います。勝敗は目に見えています。
 世の人々は私たちの好意を受け入れず、むしろ迫害と侮辱で報いる時があります。しかし恐れる必要はありません。神様の羊たちとその国のために勇敢に戦えば、むしろ勝利するようになります。イエス様も「勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」と言われました(ヨハ16:33)。

祈り:主よ!世の人々のよしあしに関わらず、勇敢な者であるように御助けください。私はあなたの御前で戦います。

一言:勇敢でありなさい
カテゴリ:旧約聖書::サムエル記第二

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メフィボシェテに恵みを施したダビデ
IIサムエル 9:1-13

 「ダビデは言った。『恐れることはない。私は、あなたの父ヨナタンのために、あなたに恵みを施したい。あなたの祖父サウルの地所を全部あなたに返そう。あなたはいつも私の食卓で食事をしてよい。』」(7)

 ダビデは、王国が富強となり繁栄と安定を得た時にも、疎外されがちな人々に恵みを施しました。ダビデはサウルの遺族であるヨナタンの子メフィボシェテを訪ね、王宮に招きいれました。また彼にサウルの所有していた土地を返し、サウルのしもべツィバを財産の管理者としてつけました。それだけではなく、彼が王宮で共に生活するように命じ、他の王子たちのように、自分と共に食事するようにしました(11)。
 人間的に見ると、メフィボシェテは没落した王の子孫に過ぎず、両足が不自由な者でした。メフィボシェテ自身も、自分がダビデの恵みを受ける資格がないことを知っており、「このしもべが何者だというので、あなたは、この死んだ犬のような私を顧みてくださるのですか。」と言いました(8)。それでもダビデが彼に恵みを施すのはヨナタンのためでした(7)。ヨナタンは王子として、自分の命が危険な状態の中でも、サウルからダビデのいのちを守ってくれました。今日のダビデに至るまでには、ヨナタンの助けが必須でした。ダビデはその恵みを忘れませんでした。憐れなヨナタンの子メフィボシェテに恵みを施すことで、ヨナタンから受けた恩を返そうとしました。
 イエス様は私たちがまだ敵だった時、私たちのためにご自分のいのちをお捨てになったことで、私たちを救ってくださいました。私たちはイエス様に負債を負った者です。この恵みを考えると、主のために労苦し、助けが必要な人々に恵みを施すのは当然なことです。

祈り:主よ!このしもべが何者であるからと、あなたは恵みを施されるのでしょうか。この恵みを覚えます。そして、私も助けが必要な者に恵みを分け与えます。

一言:恵みの負債を負った者
カテゴリ:旧約聖書::サムエル記第二

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ダビデに勝利をくださった神様
IIサムエル 8:1-18

 「彼はエドムに守備隊を、すなわち、エドム全土に守備隊を置いた。こうして、エドムの全部がダビデのしもべとなった。このように主は、ダビデの行く先々で、彼に勝利を与えられた。」(14)

I.どこに行っても勝利するダビデ(1-8,13,14)
 ダビデが王になるまで、イスラエルはいつも周辺の国々から苦しめられて来ました。しかしダビデは、イスラエルを苦しめたペリシテ、モアブ、ツォバ、アラム、エドムを次々と征服し、彼らから貢物を受けました。そして国の境を、神様がアブラハムに約束された所にまで広げられました(創15章)。ダビデは行く先々で勝利しました。
 彼がこのように勝利できた秘訣は何だったのでしょうか。それは神様が勝利をくださったからです。勝利は神様がくださるものです。神様が共におられ、勝利をくださる時に、どこに行っても勝利することができます。

II.神様に栄光をささげるダビデ(9-12,15-18)
 ダビデの名声が列国に広がりました。彼は征服戦争で多くの戦利品を得て、多くの国々から貢物を受けるようになりました。ダビデは名誉と財産を得て、いくらでも自分の栄光を現すことができました。しかしダビデは、その時にも神様を忘れませんでした。彼は戦利品を金や銀とともに、主に聖別してささげました(11,12)。このようにすることで、ダビデは全ての勝利の栄光を神様に帰しました。
 それだけではなく、ダビデは至るところに守備隊と要塞を築くことで、その国を強固なものとしました(6a,14a)。また神様の民イスラエルに正しいさばきを行ないました(15)。このようなダビデの統治を受けるイスラエルは黄金時代を迎えるようになりました。

祈り:主よ!勝利はただ神様がくださることが分かりました。勝利の日にダビデのように神様に栄光をささげるように助けてください。

一言:勝利は神様がくださる
カテゴリ:旧約聖書::サムエル記第二

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ダビデの祈り
IIサムエル 7:18-29

 「神、主よ。あなたこそ神であられます。あなたのおことばはまことです。」(28a)

I.私がいったい何者であり(18-21)
 ダビデは預言者ナタンを通して、神様の約束の御言葉を聞いて、神様に進み出て祈りました。「神、主よ。私がいったい何者であり、私の家が何であるからというので、あなたはここまで私を導いてくださったのですか。」(18)。ダビデは王でしたが、傲慢ではありませんでした。彼は、自分が誰であり、神様がどんな方であるのか、を知っていました。彼は、自分のようなみじめな者が王になったのは神様の一方的な恵みであること、を告白しました。彼は栄光と祝福の時に、自分がどれだけ取るに足りない者であるのか、を覚えました。ダビデのように全てのことが神様の恵みによって達成されたことを認め、告白する人が神様に尊く用いられることができます。

II.あなたのおことばはまことです(22-29)
 神様は、その民イスラエルをエジプトと国々、その神々から贖ってくださったことで、大いなる恐るべきことを行なわれました(22,23)。ダビデはこの神様が自分に約束された全てのことをとこしえに確かなものとし、御言葉どおりに行なわれることを求めました。ダビデはこの神様に信頼しているために、この祈りをささげる心の勇気も持つようになりました。ダビデは、神様の御言葉がまことであることを信じていたために、自分の家を永遠に祝福してくださるように求めました。
 神様の御言葉はまことであり、神様はその約束を守られる方です。ダビデに約束された通りに神様はイエス様をお遣わしになり、とこしえの王として立ててくださいました。

祈り:主よ!私が一体何者なので、ここまで私を導いてくださったのでしょうか。私にくださった約束を、生涯成してくださるようにお祈りします。

一言:私が一体何者なのでしょうか
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ダビデに永遠の約束をされる神様
IIサムエル 7:1-17

 「彼はわたしの名のために一つの家を建て、わたしはその王国の王座をとこしえまでも堅く立てる。」(13)

I.主のために家を建てようとするダビデ(1-3)
 神様が周囲の敵から守って、ダビデに安息を与えられた時でした。ダビデは安息を得ながらも、心に引っかかることがありました。それは自分は杉材の家に住んでいるのに、神様の箱は天幕の中にとどまっていることでした。彼は主のために家を建てることを願いました。ダビデは祝福の時に神様の恵みを覚え、答えようとしました。ナタンもこれを正しいと思いました。

II.主はあなたのために一つの家を造る(4-17)
 神様は主の宮を建てようとするダビデの尊い願いを知り、ダビデを大いに祝福してくださいました。第一に、神様は「大いなる名をあなたに与える」と言われました。第二に、「すべての敵から守り、安息を与える。ダビデのために一つの家を造る。」と言われました(10,11)。第三に、「ダビデの家と王国をとこしえまでも堅く立てる。」と言われました(13,16)。全能なる神様が羊を飼う牧童ダビデを選ばれ、イスラエルの民の君主として立てられました。これはダビデが担うことのできないほどの恵みでした。ダビデの全ての人生はただ神様の恵みによるものでした。彼が神様のためにしたことは、実際何もありませんでした。ただ神様がその家と王国を立てられ、その王座をとこしえまでも堅く立ててくださいました。ダビデの子孫としてお生まれになるイエス様が私たちのために、永遠のメシヤ王国を立てられ、その王座をとこしえのものとされることも約束されました(ルカ1:32,33)。

祈り:主よ!私の人生を、あなたの恵みと約束で祝福してください。

一言:あなたの王座がとこしえまでも堅く立てられる
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