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影のように過ごす人生で
伝道者の書 6:1-12

 「だれが知ろうか。影のように過ごすむなしいつかのまの人生で、何が人のために善であるかを。」(12a)

 伝道者は、この世に障害があるのを見ました。ある人はその心の願いどおりに神様から富と財宝と誉れとを受けましたが、本人はそれを楽しむことができず、他の人がそれを持っていきました(2)。また百人の子どもを得て長生きしましたが、心には幸いがなく、墓に葬られることなく、みじめな姿で人生を終えました。このような人は死産して生まれなかった子どもよりも劣りました(3)。また良い物を食べるために労苦して、お金を儲けますが、おいしいものを食べて食欲を満足させることができません(7)。目に見えるものは、心があこがれることにまさりますが、良い景色を見たり、すばらしい作品を見ても、風を追うようなものです(9)。また今あるものは、どんなものであっても、すでに昔から存在していたものです(10)。
 伝道者はこのように富と栄華のような世の楽しみが、すべてむなしいものと思いながら、影のように過ごす人生が人にとって何の益になるのか、死んだ後にどんなことが起こるのか、と質問します(12)。
 では、影のように過ぎ去る人生の中で、何が本当の祝福であり、死んだ後には何があるのでしょうか。聖書には、人が一度死ぬことと、死後にさばきを受けることが定まっている、と記されています(ヘブ9:27)。それで本当の楽しみはこの世で生きる間、罪の赦しを受けて、生まれ変わり、永遠のいのちを得てさばきから救いを受けることです。また、この地に生きている間、永遠の神様の御国を望み、神様の御業を成し、与えられたことに満足して生きることです。

祈り:主よ!私が本当の祝福ではないものに執着することなく、あなたに在って永遠の喜びに与ることができますように御助けください。

一言:影のように過ぎ去る人生で、何が人のために善であるのか
カテゴリ:旧約聖書::伝道者の書

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