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どんなに労苦しても
伝道者の書 1:1-18

 「日の下で、どんなに労苦しても、それが人に何の益になろう。」(3)

I.どんなに労苦しても(1-11)
 「空の空。伝道者は言う。空の空。すべては空。」(2)。私たちが住んでいるこの世を、心静かに顧みると、すべて虚しいものです。私たちはこの世で生きている間、多くの労苦をしますが、最後には死んで終わります。一つの時代は去り、次の時代が来ますが、その時代も死に、その次の時代もそれを繰り返すだけです。
 このような世に在っては、いっそのこと肉体の満足を求めて生きたほうが良いようにも思えます。しかしいくら目の前に美しくて良いものを見ても、飽きることはなく、いくらすばらしい音楽を耳にしても、満ちたりることはありません(8)。そして、人々は絶えず何か新しいものを追い求めるのです。しかし日の下には新しいものはありません(9)。すでにあったものが後にあり、すでに行なったことを、後に再び繰り返すだけです。先にあった時代を私たちが忘れてしまうように、それから後の時代の人々は私たちを忘れてしまいます。

II.知恵もむなしい(12-18)
 ソロモン王は心を尽くして天の下で行なわれるいっさいの事について、探り出し知恵を得ました。しかし彼はそれで満足せずに、再び知恵を得ようとして、狂気と愚かさまでも知ろうとしました。しかしこれもまた風を追うようなもので虚しいだけであることを知るようになりました。知恵が多くなれば悩みも多くなり、罪によるむなしさを克服することはできないのです。

祈り:主よ!この世の全ての労苦と知恵は、むなしいものです。私が今、あなただけに望みを置き、虚しく終わることのないもののために、生きて行きたいと思います。

一言:虚しく終わることのないものは主に在る労苦のみ
カテゴリ:旧約聖書::伝道者の書

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