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ぶどう園の農夫のたとえ
マルコ 12:1-12

  「彼は、『私の息子なら、敬ってくれるだろう。』と言って、最後にその息子を遣わした。」(6)

 主人はぶどう園を造って、農夫たちに貸して、旅に出かけました。農夫たちはぶどう園をよく管理して主人に決められた収穫を納めることを約束しました。季節になり、主人が収穫の分けまえを受け取りに一人のしもべを遣わしましたが、農夫たちはそのしもべをつかまえて袋だたきにし、何も持たせないで送り返しました。彼らはぶどう園を精根込めて管理して行くうちに愛着がわき、ぶどう園がまるで自分たちのものであるかのように考えるようになりました。その結果、決められた収穫を納めることが惜しくなりました。これは本当に主人を侮辱する行為であり、恩を仇で返す罪に他なりません。
 しかし主人は彼らの心を立ち返らせるために、続けて他のしもべたちを送りました。それにも関わらず、彼らは続けてしもべたちを袋だたきにしたり、はずかしめたり、ついには殺したりしました。主人は最後にひとり息子を送って、「私の息子なら、敬ってくれるだろう。」と期待しました(6)。この主人の心はお選びになった者を最後まで愛される神様の心です。しかし貪欲の奴隷になった農夫たちはひとり息子までつかまえて殺し、ぶどう園の外に投げ捨てました。主人は自分の愛を蔑しんだ農夫たちを打ち滅ぼし、ぶどう園を他の農夫たちに与えてしまいました(9)。
 イエス様はこのたとえを通して、宗教指導者たちの問題を指摘し、悔い改めることを促されました。そしてご自分は殺されますが、礎の石になることを予告されました。しかし彼らは最後まで悔い改めませんでした(12)。神様のぶどう園を預かった私たちが貪欲に目がくらむ時、恩を忘れる大きな罪を犯すようになります。

祈り:主よ!私の内にも農夫のような貪欲の罪がありました。今、悔い改めます。私が管理人として生きることができますように助けてください。

一言:恩を仇で返すなら墓穴を掘る

カテゴリ:新約聖書::マルコの福音書

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