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ヨタムのたとえ
士師記 9:1-21

 「私は神と人とをあがめるために使われる私の油を捨て置いて」(9)

I.みずから王にのしあがったアビメレク(1-6)
 ギデオンが死にました(8:32)。ギデオンには七十人の息子がいました。シェケムにいる妾にも息子がおり、その子の名はアビメレクでした。このアビメレクはシェケムの人々を扇動して、みずから王になりました。彼は、ごろつきのならず者たちを雇って、ギデオンの子の中でヨタムを除く全ての者を殺しました。彼は王になろうとする欲望にとらわれて、残忍な悪を行ったのです。

II.ヨタムのたとえ(7-21)
 ギデオンの末の息子ヨタムはアビメレクがシェケムで王になった知らせを聞き、ゲリジム山に上って行って、シェケム人たちに一つのたとえを話しました。ある日木々が自分たちの王を立てようとしました。まずオリーブの木が候補に上がりました。しかしオリーブの木は「私は神と人とをあがめるために使われる私の油を捨て置いて、木々の上にそよぐために出かけなければならないだろうか。」と丁重に断りました。次に、木々はいちじくの木に訪ねて行き、自分たちの王になってくれるように頼みました。いちじくの木も王になることを辞退しました。ぶどうの木も同様でした。この木々はみな自分の使命を尊び、自分たちの居場所をわきまえていました。しかし、いばらの木は自ら王になろうとしました。自分の立場を理解し、それを大切にする人は、神様の御前で尊い存在です。しかし、アビメレクはいばらの木のように、神様の与えてくださった居場所を無視する者でした。

祈り:主よ!私が、あなたの御前で、あなたが与えてくださった自分の立場をわきまえ、あなたに御用い頂く、へりくだったしもべでありますように御助けください。

一言:驕り高ぶる者は滅びに至る

カテゴリ:旧約聖書::士師記

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