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言葉を失ったヨブ
ヨブ記 40:1-24

 「ああ、私はつまらない者です。あなたに何と口答えできましょう。」(4a)

I.手を口に当てるばかりです(1-5)
 神様は、御自身がなされたことを話された後、ヨブに仰せられました。「非難する者が全能者と争おうとするのか。神を責める者は、それを言いたててみよ。」(2)。以前、ヨブは神様と討論したいとさえ思いました(23:4)。しかし大いなる神様の御前で自分の小ささに気が付いて、彼は告白しました。「ああ、私はつまらない者です。あなたに何と口答えできましょう。私はただ手を口に当てるばかりです。」(4,5)。彼は神様が為され、またつかさどられている大いなる御業を聞いた時、自分が神様のことを如何に知らなかったか、また自分がどれだけ卑小な存在であるのかを知りました。そして、神様の御前にへりくだりました。

II.わたしを罪に定めるのか(6-24)
 ヨブは自分がつまらない者であることを告白しつつも、一方では、過ちを犯さなかった自分が苦難を受けることへの理不尽な思いを捨て去ることは出来ませんでした。その時、神様は、再びあらしの中から現われました。ヨブを咎め、ヨブが高ぶる者を低くし、悪者どもをその場で踏みにじるならば、「あなたをたたえて言おう。あなたの右の手があなたを救えると。」と仰せられました(14)。神様は、暗にヨブの高ぶりを警告されたのです。そして言われました。「さあ、河馬を見よ。」 ここで「河馬」は、現在私たちが目にすることのできる河馬なのかは分かりません(恐竜を指しているとの説もあります)。いずれにせよ、この生き物は、非常な落ち着きと力強さを持ち合わせていました。彼らは、神様の創造物の中で第一の獣であり(19)、強い筋肉、青銅のような骨と鉄の棒のような肋骨を持っています。そして、たとえ川が氾濫しても、動じることがありません。一方、ヨブは、自分の境遇に絶望し、未来への恐れを抱いていました。神様は、そのような彼に仰せられたのです。「さあ、河馬を見よ。」と。

祈り:主よ!あなたの義と、あなたの主権に挑もうとしたとき、私の苦しみは増しました。しかし、今、私は口をふさぎ、あなたが仰せられることに信頼します。私の信仰を御守りください。

一言:口をふさいで、主がなされることを見よ

カテゴリ:旧約聖書::ヨブ記

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