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ピレモンに対する感謝と賞賛
ピレモンへの手紙 1:1-17

 ピレモンへの手紙は、パウロが一次投獄時であるA.D.62年頃に、記録された獄中書信です(1:1-2)。ピレモンの奴隷であったオネシモは、ピレモンのもとから逃亡しましたが、ローマでパウロに出会って改心し、神様の働き人になりました。パウロはオネシモを主人のもとに送り、同じ信仰の兄弟として受け入れるよう、赦しと愛とを謙遜に頼みました。

I.ピレモンに対する賞賛(1-7)
 1-3節は、ピレモンに向けた、パウロの挨拶です。パウロはピレモンに感謝し、彼を賞賛しました。なぜでしょうか。5節をご覧ください。「それは、主イエスに対してあなたが抱いている信仰と、すべての聖徒に対するあなたの愛とについて聞いているからです。」
 ここで言う「信仰」とはイエス様への信仰であり、「愛」とは聖徒への愛です。パウロはオネシモを通してピレモンのことを伝え聞きました。彼が真実な信仰と暖かい愛を持った人であることを神様に感謝しました。彼を通して聖徒たちは平安を受け、パウロもピレモンの愛から多くの喜びと慰めを受けたのです(7)。

II.オネシモのための頼み(8-17)
 パウロはオネシモを送り返す際に、経緯を説明しました。過去、オネシモは、ピレモンにとって無益な者でしたが、キリストを信じた今ではピレモンだけではなく、パウロにとっても有益な者となったのだということを告げました(11)。パウロは、福音のために投獄されていた時、オネシモに、ピレモンの代理として仕えてもらいたい程だけれども(13)、主人であるピレモンの承諾を得ていないから、そうしないのだと告げました(14)。パウロの言葉は、オネシモを弁護すると同時に、ピレモンの自発性に期待するものでした(14)。 パウロは、使徒の権威によって命じることもできましたが、そうはしませんでした。ピレモンのうちに本物の愛があらわれることを願ったからです。

祈り:主よ!隣人の良いところを見つけて感謝し賞賛するように、また隣人のために自分を低くして願い出るように、使徒パウロのような謙遜を、私にもお与えください。

一言:自分を低くして願い出る

カテゴリ:新約聖書::ピレモンへの手紙

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