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霊の導き手の資質
テトスへの手紙 1:1-16

 テトスへの手紙は牧会書信と言われます。それは、この書信が、教会と主にある羊たちの導きと、ふさわしい導き手について、教えているからです。今日の本文には霊的な導き手の資質が語られています。

I.良い影響力の持ち主(5-8)
 霊的な導き手の条件は、まず、ひとりの妻の夫であり、その子どもは不品行を責められたり、反抗的であったりしない信者であることです(6)。そして、わがままでなく、短気でなく、酒飲みでなく、けんか好きでなく、不正な利を求めない人であることです(7)。つまりは、人々に非難されることのない、正しい人であることです。
 それに加えて、霊的な導き手には、旅人をよくもてなし、善を愛し、慎み深く、正しく、敬虔で、自制心がある人物であることが求められます。御霊の望みに、積極的に聞き従う人こそが、霊的な導き手としてふさわしいのです。

II.御言葉に聞き従う者(9-16)
 霊的な導き手は、また、神の御言葉の教師です。それは、自分自身が、教えを受けた主の御言葉をしっかりと守り、そして、その支えの上に、人々を励まし、反対者の誤りを正すことのできる人物を意味します(9)。
 しかし当時のクレテ教会には、多くの偽の教師たちがいて、とりわけ、割礼主義者たちは、御言葉から程遠い教えを説いていました。そして、クレテ人たちの多くは、嘘つき、なまけものと非難されても仕方のない人々でした(12)。彼らは、知性も良心も汚れてしまっていたのです。パウロは、テモテに、こうした人々を厳しく戒め、彼らの信仰を正しい道へと向かわせるように(13)、ユダヤ人たちのつくり話や、真理から離れた人々の戒律に向かわせることのないように(14)と指示しました。

祈り:主よ!私を、善を愛する御霊の望みで満たしてください。あなたの御言葉に生きることができますように導いてください。

一言:非難されるところのない神様のしもべ

カテゴリ:新約聖書::テトスへの手紙

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