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テモテへの手紙第一、第二
I.記録年代
 1.テモテへの手紙第一は、パウロがローマの監獄から一時的に釈放され、東方を旅する途中のA.D.63-65年頃に記録しました。
 2.第二は、パウロの最後の書信として、ネロの迫害の時、再び投獄され、殉教する直前のA.D.66年頃に書きました。

II.テモテについて
 テモテは小アジヤのルステラ人であり、父はギリシャ人、母はユダヤ人でした(使16:1)。彼は祖母ロイスと母ユニケの敬虔な信仰のもとで育ちました(Ⅱテモ1:5)。彼が福音の真理を聞いて改心したのは、パウロが一次伝道旅行中、テベとルステラに入った時でした。その後、彼はパウロの良き信仰の同労者となり、パウロは実の子のように彼を愛しました。彼はパウロの晩年にエペソで牧会をしました。

III.動機と目的
 テモテへの手紙はテトスの手紙と同じ牧会書信と言われます。それはパウロがエペソ教会で牧会をしているテモテにどのようにして羊を牧し、顧みるべきかを教えようと書いたからです。
 テモテへの手紙第一は、教会の職分を与えられた者が果たすべきこと、公の礼拝、偽の教師に対する警戒、行政、善を勧め悪を罰することについての教訓などを記録しています。第二は多くの苦難と試練の前で萎縮し恐れているテモテに福音の働き人として自ら進んで苦難を愛することと、真理の福音を握り締め、福音を伝える御業に力を尽くすことを教えています。彼の最後の手紙は、勝利の主への賛美で締めくくられています。

カテゴリ:新約聖書::テモテへの手紙第一

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