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ネヘミヤ記 紹介
 ネヘミヤ記は廃虚となったエルサレムの城壁を建築し、踏み荒らされた主の宮を回復していく、イスラエル民族の回復と彼らの信仰の回復を扱う歴史書です。

I.著者の記録年代
 著者はネヘミヤ(1:1)であり、BC445-425年の間に記録されたと推定されます。

II.歴史的な背景
 ネヘミヤがエルサレムの総督として任命されエルサレムに帰還する十三年前(BC457)に、エズラが帰還しエルサレムの城壁の再建の御業を始めました。
 しかし反対者たちの告訴を受けたアルタシャスタ王は、町を建築できないようにせよ、という勅令を出しました(エズ4:21)。これによってユダヤ人たちが深い失意と挫折の中にあった時に、ネヘミヤがアルタシャスタ王の好意を受け、エルサレムの総督に任命され(ネヘ2:6)、再び建築の御業を始めるようになりました。

III.ネヘミヤ記のメッセージ
 この書のメッセージは、「さあ、再建に取りかかろう。」(2:18)という御言葉に集約されています。ネヘミヤは崩れたシオンの町を再建するために、アルタシャスタ王の献酌官という一身の安逸と栄光の座を捨てて、廃虚となったエルサレムに戻り、敵たちのあらゆる妨害と嘲笑、苦難にも屈することのない信仰と情熱によって崩れた城壁を再建しました。
 この書の学びを通して、こうしたネヘミヤの不屈の信仰と精神を学び、霊的な廃虚となりつつあるこの時代の苦難を克服し、霊的な再建の御業を成し遂げることができるように祈ります。

カテゴリ:旧約聖書::ネヘミヤ記

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