十戒
出エジプト記 20:1-17

 「あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。」(3)

 神様はイスラエルと契約を結ばれる時、彼らに守るべき戒めの御言葉を与えられました。最初に、神様はご自分が彼らをエジプトの地、奴隷の家から連れ出された主なる神様であることを御告げになります。この御方は唯一のまことの神様です。この御方ほかに、別の神は無く、仕えるべきものもありません(3)。この世の何ものをも偶像としてはならず、拝んではなりません。この世のものを拝むことは、唯一の神様からの断絶を意味するからです。神様の御名を、みだりに唱えてはなりません。また、安息日を覚え、これを聖なる日として守るべきです。このような戒めは、私たち人間が何よりも神様を愛するべきであることを教えています(マコ12:30)。神様を畏れ、神様を愛し、その戒めを守るならば、神様はその愛を受け入れてくださいます。神様も、その人を愛し、千代にまで恵みを与えてくださるのです。しかし神様に背を向ける者は、三、四代にまでその罪の報いを受けることとなります。
 神様は、ご自分の民が人間関係において守らなければならない戒めも与えられました。まず、「父と母を敬え」という戒め、そして殺してはならない、姦淫してはならない、盗んではならない、偽りの証言をしてはならない、隣人の家を欲しがってはならない、という戒めを与えられました。これらの戒めは、単なる禁止事項の羅列ではありません。隣人を自分のからだのように愛するべきであることを教えているのです(マコ12:31)。私たちは価値観と倫理の混乱した混沌とした時代に生きています。このような時代にあっても、十戒は、神様の民が正しく、聖なる生き方をするための基準を示しています。

祈り:主よ!みだらな、不道徳なこの時代の中でも、ただ、あなたを愛し、そして、隣人を愛する生き方を選ぶことが出来ますように。私を御導きください。

一言:神様を愛し、隣人を愛する。
カテゴリ:旧約聖書::出エジプト記

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