主の夜
出エジプト記 12:21-51

 「真夜中になって、主はエジプトの地のすべての初子を、王座に着くパロの初子から、地下牢にいる捕虜の初子に至るまで、また、すべての家畜の初子をも打たれた。」(29)

 初子のわざわいと、子羊の血によって救いに与ることを告げる神様の御言葉は信じがたいものであったはずです。しかしモーセとイスラエルは神様の御言葉通りに子羊をほふり、その血をヒソプに取って、かもいと二本の門柱につけました(28)。そして、その日の晩、神様の御言葉の通りにさばきが臨みました。パロの初子から家畜の初子に至るまで、エジプトの地の初子がみな死にました。エジプト全土には泣き叫ぶ声が起こりました。主の御言葉の通りになりました。神様は、エジプトの偶像と、神様に背を向けるパロを、もはや顧みませんでした。しかし、このような中に在っても、神様の御言葉のとおりに羊の血をつけたイスラエルはみな救いに与りました。
 初子のわざわいを受けたパロはその時になって神様に敵対することができないことを悟り、モーセを呼んで、彼らの求めの通りにエジプトから離れ、神様に礼拝するように告げました。羊も牛も連れ出して行き、自分たちのために祈るように命じました。エジプト人たちもイスラエルが願う通りに、銀、金の飾り、着物を与えて、早くエジプトから立ち去るように勧めました(33-36)。こうしてイスラエルはエジプトに来てから四百三十年目に奴隷生活を清算し、エジプトから発ったのです。彼らはエジプトから離れる時、主の全集団として堂々と出て行きました(41)。その夜はエジプト人たちにとっては恐ろしいさばきの夜でしたが、イスラエルには救いの夜であり、勝利の夜、主の夜でした。この夜は代々語り継がれて行くのです。

祈り:主よ!イエス・キリストの御血の故に、恐ろしいさばきの夜を迎えようとしていた私は救われました。ありがとうございます。この御恵みを、私は決して忘れません。

一言:主の夜、救いの夜
カテゴリ:旧約聖書::出エジプト記

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