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涙を流すヨセフ
創世記 42:18-38

 「ヨセフは彼らから離れて、泣いた。それから彼らのところに帰って来て、彼らに語った。」(24)

 三日目にヨセフは兄たちに、「次のようにして、生きよ。私も神を恐れる者だから。」と言いました。それは彼らのうち、一人だけを残して、残りは食料を持って行き、弟ベニヤミンを連れて来ることでした。彼らはこのような窮地に陥ると、ようやく以前に弟ヨセフのことで罪を犯したことを考えるようになりました。彼らはヨセフが「助けてくれ」と憐れみを請うた時、その心の苦しみを見ても、聞き入れませんでした。しかし今、自分たちにその苦しみが臨むと、自分たちは弟にいかに恐ろしい罪を犯したのかを悟り、その血の報いを受けるようになったと、罪意識にさいなまれるようになりました。
 ヨセフは、以前に犯した罪によって苦しむ兄たちを見る時、心の痛みを感じて、彼らから離れて泣きました(24)。しかし兄たちが神様の御前に立って悔い改め、その罪の赦しを受ける時まで、兄たちを助けるために涙をぬぐいました。そして彼らの目の前でシメオンを縛りました。兄たちは食糧を買いましたが、帰る途中、袋の中に入っていた銀を見て心配し、身を震わせました。一部始終を聞いたヤコブもひどく恐れました。このように罪は二十年前に犯したものであっても、変わらずに残り続けます。その罪は彼らの生活とたましいを恐ろしく蝕むのみならず、他の人に深い傷と苦しみを与えます。罪は簡単に犯すものではありません。また犯した罪は、神様に赦されて初めて、解決されます。

祈り:主よ!私が罪人を非難するのではなく、あなたの御前へと導くために涙する心で助けることができますように、導いてください。

一言:罪人のために涙を流す牧者
カテゴリ:旧約聖書::創世記

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