HOME > 2007年09月 > 24日


アムノンとアブシャロム
IIサムエル 13:1-29

 「ところがアムノンは、ひどい憎しみにかられて、彼女をきらった。その憎しみは、彼がいだいた恋よりもひどかった。アムノンは彼女に言った。『さあ、出て行け。』」(15)

I.タマルを犯したアムノン(1-19)
 ダビデの子アムノンは、タマルの外見に目と心を奪われ、情欲が火のように沸き起こりました。ついに彼は、悪賢い男ヨナダブの巧みな企てに従って、タマルを引き入れ、彼女の言うことを聞こうともせず、力ずくで、彼女を犯してしまいました。ところがアムノンは情欲を満足させると、心が変わりタマルを憎みました。ひどい憎しみにかられて、彼女をきらい、その憎しみが、彼がいだいた恋よりもひどくなった時、タマルを追い出しました。アムノンはタマルを情欲の対象にして、自分の欲求を満たす道具としてしか見なしていなかったのです。これが情欲と感情に基づいた愛の結末です。人々は感情に基づいた愛を純粋な愛と錯覚します。しかしこれによって数多くの人が互いに捨てたり捨てられたりしながら、傷付け合います。使徒パウロは若い時の情欲を避けるように言いました(Ⅱテモ2:22)。感情と肉に従って生きてはならないのです。

II.アムノンを殺したアブシャロム(20-29)
 アブシャロムは、辱められた妹タマルのために、アムノンを殺す機会を伺っていました。さらにダビデもそのことを聞いて怒りましたが、特に何の処置もしませんでした(21)。父親のはっきりとしない態度によって、アブシャロムの不満は次第に大きくなりました。結局アブシャロムはアムノンと他の王子たちをバアル・ハツォルに招き、酒に酔わせた後、アムノンを殺しました。ダビデは自分と同じ罪を犯したアムノンの罪を厳しく責めることができませんでした。罪に対するはっきりとした姿勢がない時、さらに大きな災いを招くようになります。

祈り:主よ!私が感情や肉に従って生きることなく、罪を完全に退けることができますように、助け導いてください。

一言:情欲と肉の欲を十字架につけなさい
カテゴリ:旧約聖書::サムエル記第二

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