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ダニエルが見た幻
ダニエル書 7:1-28

「ダニエルは寝床で、一つの夢、頭に浮かんだ幻を見て、」(1)

I.四頭の獣の幻(1-14)
 ダニエルは夢を見て幻が浮かびましたが、獅子、熊、ひょう、恐ろしい姿をした獣の四頭が海から上がって来ました。特に第四の獣の姿は恐ろしく、どう猛で十本の角を持っていました。さらに、ダニエルは、昔からいつもおられた方が御座に着かれたのを見ました(9)。その方の衣は雪のように白く、頭の毛は羊の毛のようであり、その御座からは火が川のように流れ出ていました。その方がさばく時、第四の獣は殺され、燃える火に投げ込まれました(11)。またダニエルはいつもおられる方が人の子のような方に、永遠の主権と光栄と国が与えられるのを見ました(14)。

II.幻に対する解き明かし(15-28)
 ダニエルは御使いを通して幻の意味を悟りました。第四の獣は地上の第四の国で、全土を支配する帝国を意味します。十本の角はこの国から現われる十人の王を意味し、その後に現われた小さな角は将来一人の王が現われて驕り高ぶり、いと高き神様に逆らい、聖徒たちを苦しめることを意味します(25)。しかしさばきが始まると、彼は滅ぼされ、世の国々の権威は神様の民に与えられるのです。その国は永遠の国であり、あらゆる権威は神様に仕えるようになります(27)。外面的に見れば、世の国々は強大国によって左右され、神様に敵対する者たちが権威を握っているようにも見えます。しかし世の歴史をつかさどり、さばかれる方は神様なのです。

祈り:主よ!私は世の歴史をつかさどられるあなたを信じます。今あなたの確かなさばきに心を留めながら生きることができるようにお導きください。

一言:世の歴史をつかさどられる神様

カテゴリ:旧約聖書::ダニエル書

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獅子の穴の中から生きて出て来たダニエル
ダニエル書 6:16-28

「私の神は御使いを送り、獅子の口をふさいでくださったので、獅子は私に何の害も加えませんでした。」(22)

I.獅子たちの口をふさいでくださった神様(16-23)
 王の指示に従って、ダニエルは獅子の穴に投げ込まれました。穴の入口は石でふさがれ、王の印と貴人たちの印で封印されました。王は自分の責任を痛感し、ダニエルが仕えている神様が彼を救ってくださることを願い、一晩中断食し、眠りませんでした。次の日の夜明けに、王はすぐに獅子の穴のところに急いで行き、悲痛な声でダニエルに呼びかけました。その時、獅子の穴の中からダニエルの声が聞こえて来ました。「私の神は御使いを送り、獅子の口をふさいでくださったので、獅子は私に何の害も加えませんでした。」(22)この言葉を聞いた王は非常に喜び、ダニエルを釈放するようにしましたが、ダニエルの姿を見ると、彼に何の傷もありませんでした。神様が獅子の口からダニエルを救ってくださったのです。このように神様に心から愛する者を、神様は責任を持って保護してくださるのです。

II.ダニエルを栄えさせてくださった神様(24-28)
 ダニエルが生き残ったのを見た王は、ダニエルを訴えた者たちをすべて獅子の穴に投げ込んでしまいました。すると彼らは穴の底に落ちないうちに、獅子が骨までもことごとくかみ砕いてしまいました。これを見たダリヨス王は大きく感銘を受け、国民たちがダニエルの神様に仕えるように全国に勅令を出しました。その後、ダニエルはダリヨスの治世だけではなく、ペルシヤのクロス王の治世まで栄えました(28)。神様が彼の信仰を驚くほどに祝福してくださったのです。

祈り:主よ!あなたは獅子の穴の中でダニエルの命を救ってくださったことを感謝します。私があなたを信じて、ただ心から忠実でありますように。

一言:獅子の穴に入って行っても生き残ることができる。

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日に三度祈ったダニエル
ダニエル書 6:1-15

「日に三度、ひざまずき、彼の神の前に祈り、感謝していた。」(10)

I.ダニエルを妬んだ敵たち(1-9) 
 ダリヨス王は全国を統治するために、三人の大臣を置きました。ところがダニエルは他の二人の総理に比べ、きわだってすぐれていました。それで王はダニエルを首席大臣に任命して、全国を治めさせようと思っていました。これを知った大臣や太守たちは、妬みから、ダニエルを訴えようとしました。しかしダニエルが何の欠点もなかったため、信仰の問題でわなにかけなければ口実を見つけることができませんでした(5)。結局彼らはダリヨス王にへつらいながら、今から三十日間、王以外にいかなる神にも祈願をする者は、だれでも獅子の穴に投げ込まれるという禁令を出させるのに、成功しました。

II.日に三度、祈ったダニエル(10-15)
 ダニエルは敵が自分を訴えるために意地悪い禁令を作ったことを知っていました。しかし彼は少しも気にせずに、いつものように、自分の部屋でエルサレムに向かってあいていた窓で、日に三度ひざまずいて神様に祈りました(10)。敵はすぐにこの出来事を王に知らせ、禁令に従ってダニエルを獅子の穴に投げ込むように訴えました。王は自分が敵にだまされたことを知りましたが、すでに変更されることはない禁令を出したために、ただただ憂えるだけでした(14)。しかし、ダニエルは敵の陰謀の中にあっても、変わらず神様を愛しました。彼は獅子たちに引き裂かれても信仰の要(かなめ)を守ろうとしました。彼は死をも覚悟して信仰を守り通したのです。

祈り:主よ!敵の陰謀の中でも日に三度祈ったダニエルの姿勢に感動を覚えます。そして、私も信仰の要を守り通すことができますように。

一言:信仰の要

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神様の御旨を知らせたダニエル
ダニエル書 5:10-31

「私はその文字を王のために読み、その解き明かしをお知らせしましょう。」(17)

I.ダニエルを紹介した王母(10-16)
 王母は王宮に騒ぎが起きたという知らせを聞いて、行ってベルシャツァル王に、父ネブカデネザル王の時、大きく名声をとどろかせたダニエルを紹介しました。差し迫った王はすぐにダニエルを呼んで、文字を読んで解き明かすように頼み、それができれば、国の第三の権力を持たせようと約束しました。

II.メネ、メネ、テケル、ウ・パルシン(17-31)
 ダニエルはベルシャツァル王に、まず彼の父王に起きたできごとを話しました。神様がネブカデネザル王に大きな権威と栄光をお与えになりました。するとすべての国と民たちが彼の前でひざまづいて恐れました。ところが彼が心が高ぶり傲慢になると、神様は彼を王座から退けられました。結局彼は牛のように草を食べ、天の露にぬれ、獣のように生きる訓練を受けた後、いと高き神様が人間の国を支配することを悟りました(21)。このように歴史を教えた後、ダニエルはベルシャツァルをとがめました。ベルシャツァルは父王に起きたすべてのことを知っていながらも、みずから高ぶり神様に敵対しました。それで神様の怒りが臨んだのです。その文字は、「メネ、メネ、テケル、ウ・パルシン。」であり、その意味は「王の目方が足りず、神様がその国をメディヤとペルシャとにお与えになる。」という意味です(28)。その御言葉の通りに、その日の晩、ベルシャツァルは殺され、メディヤの王ダリオスがその国を受け継ぎました。

祈り:主よ!世の歴史の主管者は神様です。私がこの神様に敵対する時、怒りを受けるしかないことを悟ります。

一言:神様が人の国を治められる

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ベルシャツァル王の神聖冒涜の罪
ダニエル書 5:1-9

「彼らはぶどう酒を飲み、金、銀、青銅、鉄、木、石の神々を賛美した」(4)

I.主の宮の器で酒を飲んだベルシャツァル(1-4)
 ベルシャツァル王は千人の貴人たちを呼んで、大宴会を催しました。彼は父親ネブカデネザル王がエルサレムの神殿から取って来た器を持って来て、そこに集まって来た人々と共に酒を飲もうとしました。宮の器は神様にいけにえをささげる時に用いる大変に聖なるものです。ところがベルシャツァルはわざとその聖なる器で酒を飲むことで、神様を冒涜し、自分の権威と栄光を誇ろうとしました。彼は酒に酔った後、すべての人々とともに、金、銀、青銅、鉄、木、石の神々を賛美しました(4)。彼は神様を公に敵対し、他の人々にも偶像を崇拝するように扇動しました。このように意図的に神様を冒涜する者は神様の怒りを避けることができません。

II.壁に書かれた文字を見て顔色が変わったベルシャツァル(5-9)
 ベルシャツァルが酒に酔って偶像を崇拝している時、突然人間の手の指が現われて、王宮の燭台の向こう側に物を書きました。これを見た王の顔色は変わり、それにおびえて、腰の関節がゆるみ、ひざはがたがた震えました(6)。王はすぐにカルデヤの呪文師たちを呼んで、この文字を解き明かして見よと言いました。しかし解き明かすどころか、その文字を読むことすらできませんでした。するとベルシャツァルはひどくおびえて、顔色が変わりました(9)。彼は神様を冒涜しましたが、恥をかきました。神様は礼拝の対象であって、冒?の対象ではありません。

祈り:主よ!私がベルシャツァルのように故意に神様を冒涜する罪を犯さないように助けてください。私が霊と心で神様を礼拝します。

一言:神様は礼拝と賛美を受けるべき方

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