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知恵ある信仰の女アビガイル
Iサムエル 25:14-31

 「どうか、このはしためのそむきの罪をお赦しください。主は必ずご主人さまのために、長く続く家をお建てになるでしょう。ご主人さまは主の戦いを戦っておられるのですから、一生の間、わざわいはあなたに起こりません。」(28)

I.ダビデに会いに行くアビガイル(14-22)
 ダビデがひどく激怒して、自分の家を打ちに来ることを知った時、ナバルの妻アビガイルは恐れてためらうしかありませんでした。しかし彼女は急いでパン二百個、ぶどう酒の皮袋二つ、そのほかに多くの食物をろばに載せて、ダビデに会うために出て行きました。アビガイルは危機の時に状況把握を正確にし、それを行動に移す知恵ある女性でした。

II.アビガイルの知恵と信仰(23-31)
 アビガイルはダビデに会うと、すぐにろばから降りてダビデの前にひれ伏し、夫の罪を自分に返し、はしためのことばを聞いてください、と求めました。そして神様が必ずダビデのいのちをいのちの袋に入れて保護してくださり、また彼のために丈夫な家、すなわち新しい国家を建ててくださるので、その時を考えてでも、血を流す罪は犯してはならないと切実に話しました。そしてその時には自分を思い出して欲しいと、訴え出ました。
 アビガイルは、神様が必ずダビデを王としてお立てになることを信じました。彼女にはダビデを無力な亡命者と見ずに、神様の人として見る霊的な目がありました。アビガイルは本当に知恵ある女性であり、信仰の女性でした。ダビデはアビガイルの知恵ある言葉を聞いて、心が打ち解けてしまいました。それでナバルに復讐しようとする心を思い直しました。

祈り:主よ!この地にアビガイルのように知恵ある信仰の女性たちを、数多く御遣わしください。

一言:知恵ある信仰の女性
カテゴリ:旧約聖書::サムエル記第一

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ダビデとナバル
Iサムエル 25:1-13

 「あなたの若者に尋ねてみてください。きっと、そう言うでしょう。ですから、この若者たちに親切にしてやってください。私たちは祝いの日に来たのですから。どうか、このしもべたちと、あなたの子ダビデに、何かあなたの手もとにある物を与えてください。」(8)

I.恵みを求めるダビデ(1-8)
 ダビデには、彼に従い、彼と共に亡命生活をしている人々が多くいたため、多くの食料が必要でした。彼は金持ちのナバルからそれを得ようとしました。ダビデは荒野にいる間、ナバルの人々と羊たちを保護しました。それで彼はナバルにその代価を要求することもでき、また、心を決めて力で略奪することもできました。しかしダビデは謙遜にナバルの恵みを求めました。正当性や力で行なわずに、恵みを求めるダビデは本当に謙遜な人でした。

II.恵みを悪で報いたナバル(9-13)
 ナバルは三千の羊と千のやぎを持つ金持ちでした。彼はそれほどの金持ちになるまでには、間接的にダビデの恵みを多く受けました。しかしダビデが謙遜に恵みを求めたにも関わらず、彼は「ダビデとは何者だ。パンと水を与えるのか、なぜ私が知らない者どもにほふった肉をくれてやらなければならないのか。」とひどく冒涜しました。彼はダビデから受けた恵みを悪で報いました。
 ナバルの侮辱と傲慢に満ちた言葉に、ダビデは激怒しました。すぐに軍隊を動員して彼を打とうとしました。ナバルは傲慢によって滅亡の危機に処せられました。人は恵みを忘れれば傲慢になり、傲慢になれば滅亡するようになります。

祈り:主よ!私が、あなたの恵みを忘れてしまい、おごり高ぶったナバルのようにはならないように助けてください。私がダビデのように、あなたの御前にへりくだることができますように助けてください。

一言:驕れる者は滅びる
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主に油注がれた者を尊く思ったダビデ
Iサムエル 24:1-22

 「彼は部下に言った。『私が、主に逆らって、主に油そそがれた方、私の主君に対して、そのようなことをして、手を下すなど、主の前に絶対にできないことだ。彼は主に油そそがれた方だから。』」(6)

I.サウルの命を惜しんだダビデ(1-10)
 ペリシテ人の侵攻を食い止めて戻って来たサウルは、ダビデがエン・ゲディの荒野に逃れた情報を入手しました。それでサウルは三千人を従えて、ダビデを追撃しました。そうして彼は用をたすためにほら穴に入って行きましたが、その穴の中にダビデが隠れていました。ダビデは手を伸ばせば、サウルに復讐することができ、そうすれば苦しい亡命生活も終えることができます。本当に絶好の機会でした。しかしダビデはサウルの上着のすそを切り取りました。それでも神様に油注がれた王にそのようにしたために心を痛めました(6)。
 ダビデは神様がサウルを捨て、自分と共におられることを知っていました。またダビデ自身も神様に油注がれた者です。彼はいくらでもサウルを殺す名分がありました。それでも彼はサウルが神様に油注がれたという理由から、サウルを尊敬し、その命を害そうとはしませんでした。

II.神様のさばきにゆだねたダビデ(11-22)
 ダビデはサウルに彼が切り取ったすそを見せて、彼がどれだけ純粋であるのかを切実に証しました。ダビデは何の罪もないのに淋しく追われながらも、サウルを害そうとしませんでした。彼は神様がみずからさばかれることを信じました。もし彼がサウルを害するようになれば、「悪は悪者から出る」という言葉通り、サウルと同じ人間になってしまいます。ダビデは神様のさばきを信じて、神様にすべてを委ねました。

祈り:主よ!私がダビデのように神様を恐れ敬うことで、油注がれた指導者たちを尊く思い、仕えるように助けてください。

一言:神様を恐れ敬う信仰
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神様に頼るように力づけたヨナタン
Iサムエル 23:15-29

 「ダビデは、サウルが自分のいのちをねらって出て来たので恐れていた。そのときダビデはジフの荒野のホレシュにいた。」(16)

I.信仰を助けるヨナタン(15-18)
 ダビデはサウルを避け、ジフの荒野の茂みに隠れていましたが、心にはさまざまな不安と恐れが襲い、彼は限りなく無力になりました。その時、ヨナタンがダビデの隠れている所に訪ねて来て、神の御名によってダビデを力づけました。ヨナタンはまたサウルの手が決して彼の身に及ばないことと、ダビデが王となり自分はその次になることを、確信させました。ヨナタンはダビデが人や物に頼ることより、神様だけに頼るように助けました。
 必要な時に助ける友が本当の友です。さらには、逆境の中にいる友が神様に頼るように助ける友が本当に真の友です。

II.ダビデを保護された神様(19-29)
 ジフ人たちはサウル王の好意を得ようと、隠れていたダビデを密告しました。彼らは正しいことをするより、現実的に有益な道を選びました。彼らは自分たちが生きるために、悪い事もためらわずに行ないました。彼らによってサウルはマオンの荒地から山を間に置いてダビデを捕らえためにきました。ダビデの命は風前のともしびのようでした。ところがその時使者が急いでサウルのところに来て、ペリシテ人がイスラエルに突入したという知らせを伝えました。サウルはペリシテ人を迎え撃つために行かざるを得ませんでした。神様がペリシテ人を通してダビデを保護されたのです。神様が保護されれば、誰も害することができません。

祈り:主よ!逆境の中にある隣人が、あなたに頼り、あなたに委ねることができますように。私に、隣人の信仰を助ける力を与えてください。

一言:信仰を助ける友
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主に伺って行なったダビデ
Iサムエル 23:1-14

 「ダビデはもう一度、主に伺った。すると主は答えて言われた。『さあ、ケイラに下って行け。わたしがペリシテ人をあなたの手に渡すから。』」(4)

I.主にもう一度伺ったダビデ(1-5)
 ダビデはペリシテ人がケイラを打ったという知らせを聞きました。ダビデはケイラにいる自分の民を救うために、ペリシテ人を打ちに行くべきかを主に伺いました。神様がペリシテ人を打てという指示を下されました。ところが側近たちは亡命生活をしている中で、ペリシテ人を打つことは不可能なことだ、とすぐに反対しました。現実的な状況を見ると、ダビデは側近たちのことばを聞いて、ペリシテを打つことを諦めなければなりませんでした。しかし彼はもう一度神様に出て行って祈りました。そして、彼は側近たちの言葉より、神様の御声に従い、ケイラに下って行ってペリシテ人を打ち、ケイラの住民を救いました。

II.「主よ。どうか、あなたのしもべにお告げください。」(6-14)
 サウルはペリシテ人からケイラを防御することより、ダビデをなきものにしようとするのに血眼になりました。ダビデはサウルがケイラに下ってきて、それを包囲しようとする知らせを聞きました。それでダビデは再び神様に出て行って伺いました。ところがその答えは意外にもケイラの住民がダビデをサウルの手に引き渡すということでした。彼が救ったケイラの住民が彼らを裏切るという答えを聞いた時、ダビデの心情はどうだったのでしょうか。しかし彼は自分の感情のまま行なわずに、神様の指示どおりにケイラを離れ、他の所に行きました。

祈り:主よ!あなたに伺いを立てることなく行なったことを悔い改めます。私がダビデのように、いつもあなたに尋ね、あなたの御旨に生きることができますように御導きください。

一言:もう一度伺った
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