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誠実とあわれみ
ゼカリヤ 7:1-14

 「万軍の主はこう仰せられる。『正しいさばきを行ない、互いに誠実を尽くし、あわれみ合え。』」(9)

I.誰のための断食なのか(1-7)
 ベテルが祭司と預言者たちに尋ねました。「私が長年やってきたように、第五の月にも、断食をして泣かなければならないでしょうか。」(3)。彼らはバベロンに捕虜として連れて行かれた後、七十年間5月と7月に断食して泣きました。しかし彼らが断食した目的は自己満足にありました。彼らはうわべの形式をよく守ることで、信仰について認められようとしました。しかし主は「このわたしのために断食したのか。」と厳しく咎められました。
 長い間断食したからといって、主を喜ばせるのではありません。神様は断食より従順をもっと願われます。私たちが御言葉を聞いて罪を悔い改め、変えられた人生を生きる時、成功して、主を喜ばせることができます(7)。

II.誠実とあわれみ(8-14)
 神様はイスラエルの民が多くのそなえものをささげることより、実生活の中で御言葉に従って生きることを願われます。正しいさばきを行ない、互いに誠実を尽くし、あわれみ合い、特にやもめ、みなしご、在留異国人、貧しい者を助けることを願われます。実際の生活で愛を実践せずに、熱心にささげものだけをするなら、神様はお受け取りになりません。神様の御言葉を聞かない者の祈りに、神様は聞かれません(13)。神様は私たちが形式的な信仰生活に陥るより、神様の愛を知り、その愛を助けが必要な人たちに分け与えることを願われます。

祈り:主よ!私がうわべだけの生活をせずに、助けが必要な人に愛を実践することを願います。

一言:貧しい者に愛の手を
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若枝が芽を出し
ゼカリヤ 5:1-6:15

 「万軍の主はこう仰せられる。見よ。ひとりの人がいる。その名は若枝。彼のいる所から芽を出し、主の神殿を建て直す。」(6:12)

I.三つの幻(5:1-6:8)
 ゼカリヤは再び三つの幻を見ました。最初の幻は、巻き物が飛んでいて、盗む者、偽って誓う者の家に入り、呪うものでした。次の幻は、罪悪を象徴するひとりの女をエパ枡の中に閉じ込め、そのエパ枡を悪の本拠地であるバビロンに移して行くものでした。三番目の幻は、それぞれ違う色の馬が引く四台の戦車が二つの山の間から出て、四方に出て行くものでした。
 神様はイスラエルを捕囚生活から帰らせ、彼らを新しくされ、万民救済の御業に尊く用いようとされます。しかし最後まで罪の道に執着する者はさばこうとされます。神様は罪を見逃さずにさばかれる正義の方です。

II.若枝から芽を出し(6:9-15)
 神様はゼカリヤに、「バビロンから持って来た金と銀で冠を作り、大祭司ヨシュアの頭にかぶらせ、その冠を主の神殿の中に安置するように」と言われました(9-11,14)。そして若枝という名の人が自分の所から芽を出し、主の神殿を建て直し、その王座に着いて支配する、と言われます(12,13)。若枝は新しく出た枝を指し、望みを象徴します。若枝は神殿の再建の責任を任されたゼルバベルを指し、最終的には将来来るメシヤを意味します。イエス様は罪によって腐った古木のようになったこの地に若枝として芽を出し、人類を救ってくださり、永遠に治めてくださいます。

祈り:主よ!私が罪の道に執着せずに立ち返ることでキリストの支配を受けることができるように祈ります。

一言:若枝として芽を出したキリスト
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わたしの霊によって
ゼカリヤ 4:1-14

 「『権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって。』と万軍の主は仰せられる。」(6b)

I.金の燭台についての幻
 御使いがゼカリヤに金の燭台についての幻を見せてくれました。燭台には七つのともしび皿があり、その上部には七つの管がついていました(2)。また燭台のそばには二本のオリーブの木がありました。この幻で、金の燭台はイスラエルと、今日の教会を象徴します。神様はイスラエルを聖なる国民であり、王である祭司として回復させ、暗い世を明るく照らそうとされました。
 二本のオリーブの木は神様の恵みによって、油を注がれた総督ゼルバベルと大祭司ヨシュアを指しますが、これは将来来るメシヤのしるしです(14)。神様は選ばれたしもべたちに油を注ぎ、彼らを通して救いの御業を成し遂げて行かれます。

II.わたしの霊によって
 神様は、宮の建築の責任を負うゼルバベルを激励するために、次のように言われました。「権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって。」(6)。ゼルバベルが宮の建築をしようとする時、多くの障害物がありました。彼は人々と金銭と自分の能力に頼って限界にぶつかりました。このように人間の力と能力によっては神様の御業に仕えることができません。神様の御業は神様みずからが成しておられ、御霊の力によってのみ可能です。それで私たちが目に見える人や金銭に頼らず、御霊に頼る時、神様の御業を力強く担うことができます。

祈り:主よ!私が人の能力に頼らず、ただ御霊の力に頼り、あなたの御業を行なうことができるように助けてください。

一言:ただ御霊の力によって
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礼服
ゼカリヤ 3:1-10

 「御使いは、自分の前に立っている者たちに答えてこう言った。『彼のよごれた服を脱がせよ。』そして彼はヨシュアに言った。『見よ。わたしは、あなたの不義を除いた。あなたに礼服を着せよう。』」(4)

I.礼服を着せよう(1-7)
 バビロンの捕囚生活から戻った民を代表するヨシュアがよごれた服を着て御使いの前に立ちました。その時サタンはヨシュアの右手に立って彼を訴えました。ヨシュアのよごれた服は捕囚生活をしながら犯した彼の罪とあやまちを現します。彼はサタンの訴えどおりにさばかれて当然でした。ところが神様はむしろサタンを咎め、ヨシュアの罪を赦してくださいました。彼のよごれた服を脱がせ、礼服を着せ、彼の頭にきよいターバンをかぶらせてくださいました(4,5)。神様はヨシュアの罪を赦してくださることで、彼を民の大祭司として復帰させてくださいました。また彼が神様の御言葉に聞き従いさえすれば、神様の宮を治め、神様と民の仲介者として尊く用いると言われました(7)。
 神様は私たちがどんな罪を犯しても悔い改め、立ち返りさえすれば、全ての罪を赦してくださいます。そしてキリストの義の服を着させ、栄光の冠をかぶらせてくださいます。

II.若枝を来させる(8-10)
 神様は、神様のしもべ、一つの若枝を来させると言われました。そして一つの石を置き、それに彫り物を刻み、その国の不義を一日のうちに取り除く、と言われます。これはメシヤについての約束です。メシヤは若枝のようであり、建物の礎の石のようです。誰でもメシヤであるイエス様を信じれば、すぐに罪の赦しを受け、望みに満ちた新しい人生を生きることができます。

祈り:主よ!罪によって死ぬしかない罪人を赦してくださり、栄光ある神様の子どもとして生きることができるように祈ります。

一言:主イエス・キリストを着なさい(ロマ13:14)
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シオンにのがれよ
ゼカリヤ 2:1-13

 「さあ、シオンにのがれよ。バビロンの娘とともに住む者よ。」(7)

I.さあ、シオンにのがれよ(1-9)
 神様は御使いを通してゼカリヤにエルサレムが回復するビジョンを見せてくださいました。エルサレムには人と家畜が多くなり、その町は城壁のない町になります。これは、繁栄と平和が満ちる、という意味です。また、神様が火の城壁になられ、民たちを保護され、神様の栄光で満たしてくださいます。神様はイスラエルを天の風のように散らされましたが、今その民を異邦の地から逃れさせ、エルサレムの町に入らせます。「さあ、シオンにのがれよ。バビロンの娘とともに住む者よ。」(7)。神様はイスラエルを苦しめた者たちをさばかれることで、イスラエルを神様に帰らせ、大きく祝福しようとされます。
 神様は罪の都市で世の快楽を楽しみ滅びるしかない私たちに、すぐに逃れるように言われます。私たちがこの時代の快楽主義と物質主義と人本主義から離れ、御言葉に聞き従って生きる時、主が私たちの人生を栄光あるものに変えてくださいます。

II.喜び歌え(10-13)
 イスラエルの民がバビロンを離れ、エルサレムに戻って来ようとする時、周りにいる敵が彼らの帰還を妨害しました。また安定した生活を捨てて、新しく始めようとする時、彼らの心は重くなりました。しかし神様はシオンの娘に喜び歌え、と言われます(10)。これは神様が共におられ、祝福してくださるからです。

祈り:主よ!私が罪深い世で安住せずに日々心を新たにし、御言葉に従って生きるように助けてください。

一言:罪の町を離れ
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