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何事にも定まった時期があり
伝道者の書 3:1-15

 「天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある。」(1)

 この世の全てのものに時期があり、全ての目的が成し遂げられる時があります(1)。生まれるのに時があり、死ぬのに時があります。植えるのに時があり、植えた物を引き抜くのに時があります。・・・保つのに時があり、投げ捨てるのに時があります。・・・戦うのに時があり、和睦するのに時があります(2-8)。若い時があり、老いる時があります。試練の時があり、祝福の時があります。世の全てのものに神様の定められた時があります。それで私たちは自分の欲と意思を主張することより、神様の時に従わなければなりません。
 また、世の全てのものは永遠に存在するのではなく、時に従って過ぎ去ります。それで私たちは与えられた時を逃してはいけません。勉強する時には勉強をし、神様の訓練を受けなければならない時には、訓練を受けなければなりません。これを回避すると、後にさらに大きな苦難を受けるようになります。私たちは今どんな時に処せられていても、この過程を大切にし喜ばなければなりません。
 神様は私たちに永遠への思いを与えられました(11)。人は永遠を慕い求める思いがあるために、一時的で可変的な世のものに満足することができません。これが人と動物の違う点です。それでイエス・キリストの中で、神様の永遠のものを追及する者はたましいの満足と本当の安らぎを得ることができます。
 神様が行なわれるみわざを、人が見きわめることができません(11b)。それで未来は神様にゆだね、今与えられた生活を喜び、善を行なうことが最も大きな祝福です(12)。

祈り:主よ!私が世の全てのものに時があることを知り、時に従って生き、永遠なものを追求するように助けてください。

一言:時をよく分別せよ
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自分の労苦に満足を見いだすよりほかに何も良いことがない
伝道者の書 2:18-26

 「人には、食べたり飲んだりし、自分の労苦に満足を見いだすよりほかに、何も良いことがない。」(24a)

 伝道者は世を生きながら、多くの労苦をしたことを憎みました(18)。骨折ったいっさいの労苦と思い煩いは、人に何になろうと嘆きました(22)。生涯悲しみ、労苦氏、夜も心休まらず、財産を得たものの、疾病、事故、死などで自分がその全てのものを得ることができず、子孫に残さなければならないからです。ところが子孫に残した時、その遺産が子孫に害になることもあります。これを悟った伝道者は「実に、日の下で骨折ったいっさいの労苦と思い煩いは、人に何になろう。」と言いました(22)。労苦し、骨を折って多くのものを得ても、その人生はむなしいだけです。
 では、伝道者はどのように生きることが知恵ある生活だと、言うのでしょうか。第一に、食べたり飲んだりして満足を見いだすことです(24)。子孫に残そうと、多くのものを得ようとすることより、今飲み食いして生きることができることを感謝し、喜ばなければなければなりません。第二に、労苦すること自体を喜ばなければなりません。何かを得て祝福を受けようとすることより、労苦すること自体を感謝し喜べば、それが祝福になります。職場で働くこと、学校で勉強すること、などそれ自体を喜ぶことが、祝福された人生であり、知恵ある生活です。
 ところがこのような生活は神様の御手によるものです。神様は、みこころにかなう人には、知恵と知識と喜びを与えられます。しかし罪人には、集め、たくわえる仕事を与えられ、そのをみこころにかなう者に渡されます(26a)。

祈り:主よ!私が多くのものを得なければ幸福になれないという愚かな考えを持つ者です。今神様の中で、食べて飲んで働けることを楽しむことができるように助けてください。

一言:食べて飲んで労苦することを喜ぶ生活
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快楽もむなしい
伝道者の書 2:1-17

 「事実、知恵ある者も愚かな者も、いつまでも記憶されることはない。日がたつと、いっさいは忘れられてしまう。知恵ある者も愚かな者とともに死んでいなくなる。」(16)

I.快楽のすえ(1-11)
 ソロモンは、どのようにすれば肉体の快楽を最大限に受けることができるのか、悩みました。まず第一に酒で肉体を楽しくして見ました。その次には、事業を拡大し、邸宅を建て、銀や金、宝を集めて見ました(8)。また男女の歌うたい、美しい女たちをそばめとして手に入れました。彼は目の欲するものは何でも拒まずに、心のおもむくままに、あらゆる楽しみをしました。しかしその快楽の終わりはどうだったのでしょうか。
 しかし後に、彼が手がけたあらゆる事業と、労苦がむなしいだけであることを悟りました(11)。物の豊かさと肉体の快楽はしばらくの間、私たちを楽しませますが、結局はその終わりには満たすことのできない虚しさだけが残ります。

II.知恵ある者も愚かな者とともに死んでいなくなる(12-17)
 ソロモンが見る時、光がやみにまさっているように、知恵は愚かさにまさっているようでした。知恵ある者は目が明るく光の中を歩き、人々の指導者になります。それで人々はお金と時間を投資して勉強し、知恵を得ようとします。しかしソロモンはこれもまたむなしいと言います。その理由は、知恵ある者も愚かな者も、日がたつと、いっさいは忘れられてしまうからです(16)。人のどんな知恵も、死の限界を克服することができません。このような死の限界を抜け出すことができるのが、本当の真理です。

祈り:主よ!私がソロモンが受けた富や栄光によって、本当の喜びを得ることができないことを悟りました。今、主だけを喜び、生きて行きます。

一言:ただ、主だけが私の喜び
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どんなに労苦しても
伝道者の書 1:1-18

 「日の下で、どんなに労苦しても、それが人に何の益になろう。」(3)

I.どんなに労苦しても(1-11)
 「空の空。伝道者は言う。空の空。すべては空。」(2)。私たちが住んでいるこの世を、心静かに顧みると、すべて虚しいものです。私たちはこの世で生きている間、多くの労苦をしますが、最後には死んで終わります。一つの時代は去り、次の時代が来ますが、その時代も死に、その次の時代もそれを繰り返すだけです。
 このような世に在っては、いっそのこと肉体の満足を求めて生きたほうが良いようにも思えます。しかしいくら目の前に美しくて良いものを見ても、飽きることはなく、いくらすばらしい音楽を耳にしても、満ちたりることはありません(8)。そして、人々は絶えず何か新しいものを追い求めるのです。しかし日の下には新しいものはありません(9)。すでにあったものが後にあり、すでに行なったことを、後に再び繰り返すだけです。先にあった時代を私たちが忘れてしまうように、それから後の時代の人々は私たちを忘れてしまいます。

II.知恵もむなしい(12-18)
 ソロモン王は心を尽くして天の下で行なわれるいっさいの事について、探り出し知恵を得ました。しかし彼はそれで満足せずに、再び知恵を得ようとして、狂気と愚かさまでも知ろうとしました。しかしこれもまた風を追うようなもので虚しいだけであることを知るようになりました。知恵が多くなれば悩みも多くなり、罪によるむなしさを克服することはできないのです。

祈り:主よ!この世の全ての労苦と知恵は、むなしいものです。私が今、あなただけに望みを置き、虚しく終わることのないもののために、生きて行きたいと思います。

一言:虚しく終わることのないものは主に在る労苦のみ
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