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日よ、動くな。
ヨシュア記 10:1-15

 「主がエモリ人をイスラエル人の前に渡したその日、ヨシュアは主に語り、イスラエルの見ている前で言った。『日よ。ギブオンの上で動くな。月よ。アヤロンの谷で。』」(12)

I.大きな石を降らした神様(1-11)
 ギブオンの住民たちがイスラエルと和親条約を結ぶと、エルサレムの王アドニ・ツェデクは五カ国の同盟軍を率いて、ギブオンを打倒するために攻めてきました。ギブオンの住民はヨシュアに助けを求めました。ヨシュアは、強大な軍勢を前に、恐れを抱いても仕方のない状況でした。しかし、その時、彼の前に、主が現れました。「彼らを恐れてはならない。わたしが彼らをあなたの手に渡したからだ。彼らのうち、ひとりとしてあなたの前に立ち向かうことのできる者はいない。」
(8)。ヨシュアの心の内には、勇気と信仰が与えられました。全ての大勇士たちを率いて夜を徹してギブオンに向かって行きました。彼らの奇襲に、敵は恐れ惑って逃げました。彼らがベテ・ホロンの下り坂にいた時、主は大きな石を天から降らせました。その雹の石は、多くの者を滅ぼし、その日イスラエル人が剣で殺した者よりも多くが、その雹の石で滅ぼされました。主が、その戦いをつかさどられたのです。

II.日を動かさなかった神様(12-15)
 敵を打ち滅ぼすまでには至っていませんでしたが、日は西に傾いていました。その時です。将軍ヨシュアは、イスラエルの全ての勇士たちの目前で叫びました。「日よ。ギブオンの上で動くな。月よ。アヤロンの谷で。」(12)するとどうでしょう。日も、月もとどまったのです。その日、イスラエルは大きな勝利を成し遂げました。主が人のヨシュアの信仰の叫びを聞いて、日をとどめてくださったのです。

祈り:主よ!あなたは雹を降らせ、日をとどめる御方、全能なる主。私を、ただ、あなたに全ての信頼をよせて、祈る者とならせてください。

一言:日よ。動くな。

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約束を守ったイスラエル
ヨシュア記 9:16-27

 「会衆の上に立つ族長たちがすでにイスラエルの神、主にかけて彼らに誓っていたので、イスラエル人は彼らを打たなかった。しかし、全会衆は族長たちに向かって不平を鳴らした。」(18)

 イスラエルは和親条約を結んで、三日たってようやくギブオンの住民にだまされたことを知りました。ギブオンを打つことができなくなったイスラエルの民は族長たちに向かって不満をもらしました。しかしイスラエルの族長たちはイスラエルの神、主にかけて誓ったため、彼らを滅ぼすことはしませんでした。彼らは、神様の御前で結んだ盟約を、けっして軽く見ることはありませんでした。神様の民は神様の御前で生きています。何があっても神様と結んだ約束を守り通して行くべきです。ギブオンはイスラエルをだましましたが、イスラエルは約束を守り通しました。イスラエルは、これまで、神様の試みと助けを、幾度となく経験してきました。そして、今や、神様を恐れ敬う民、自分たちの利害を超えて約束を守ることができる聖なる民へと変えられていたのです。ですが、ヨシュアは、ギブオンの民に命じました。「あなたがたは、・・・なぜ・・・私たちを欺いたのか。今、あなたがたは永遠に奴隷となり、私の神の家のために、たきぎを割る者、水を汲む者となる。」ギブオンの人々は死を逃れた一方で、永遠にイスラエルのしもべとされたのです。
 人をだますことはその場しのぎになるかもしれません。しかし、そのツケけは永遠に渡って続きます。すべての問題を包み隠すことなく、神様の憐れみを求めることこそが本当の知恵です。ギブオンの民たちは、自分たちの立場や状況を真実に説明し、イスラエルの民に憐れみを求めるべきでした。神様は恵みと憐れみの神様であり、真実な神様だからです。

祈り:主よ!私が、約束を結ぶ時、慎重に慎重を期すものであり、また、一度結んだ約束を守り通すことができる者でありますように助け導いてください。

一言:約束を守る

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ギブオンの住民たちにだまされたイスラエル
ヨシュア記 9:1-15

 「そこで人々は、彼らの食料のいくらかを取ったが、主の指示を仰がなかった。」(14)

I.ギブオンの住民の計略(1-6)
 ヨシュアとイスラエルの民たちが、エリコとアイで行なったことを聞いたカナンの王たちは一つになってイスラエルと戦おうとしました。しかしギブオンの住民たちは自分たちがイスラエルに勝つことができないことを知っていました。またイスラエルが自分たちと盟約を結ばないであろうことも知っていました。それで彼らは計略をめぐらせました。彼らはイスラエルに使いを送り、たいへん遠い国からイスラエルの名声を聞いて盟約を結ぶために来た使いのふりをさせました。彼らはイスラエルをだまして盟約を結ぼうとしたのです。

II.神様に尋ねなかったイスラエル(7-15)
 ヨシュアとイスラエルはギブオンの住民が送った使いを、少し怪しみました。しかし彼らはギブオンの使いが着ている古い着物と古びたはきもの、そして彼らが持って来たぼろぼろになったパンを見て、彼らの言葉を信じました。ヨシュアとイスラエルは神様に尋ねず、すぐに、彼らを生かしてやるとの盟約を結びました。神様は、カナンの諸部族を絶つようにと言われましたが、もはや、イスラエルの民は、その御告げを全うすることの出来ない者となりました。
 人は、どれほど分別があっても、根本的な問題について無知であり、限界のある存在です。大切なことであるほどに、神様の示しが必要です。神様に尋ねる、その時、私たちは神様の御旨、神様の知恵を示されるのです。

祈り:主よ!私がいくら小さなことであっても、あなたに尋ね、あなたの御旨を悟る者でありますようにお助けください。

一言:神様にまず尋ねよ

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勝利の日に
ヨシュア記 8:30-35

 「それからヨシュアは、エバル山に、イスラエルの神、主のために、一つの祭壇を築いた。」(30)

I.主のために祭壇を築いたヨシュア(30-31)
 アイの町で大いなる勝利をおさめた時、ヨシュアはエバル山に一つの祭壇を築きました。そして全ての民に全焼のいけにえと、和解のいけにえをささげるように告げました。彼は勝利の日に、決して驕り高ぶることがありませんでした。この勝利が、ただ神様の御恵みの故であることを忘れず、神様に感謝し、神様に栄光をおかえししたのです。民が神様とまっすぐに向き合うことが出来るように導いたのです。

II.律法を教えたヨシュア(32-35)
 ヨシュアは民が見つめる前で、石で作った祭壇に律法を記録しました。そして全イスラエルの半分をエバル山の前に、残りの半分をゲリジム山の前に立たせました。そして全て律法の書にしるされているとおりに、祝福とのろいについての律法のことばを、ことごとく読み上げました。主の律法が、全ての民の心に刻まれて行くように願いつつ。
 私たちの心に神様の御言葉が刻まれるならば、私たちはサタンの誘惑から守られます。ですが、心に神様の御言葉を刻むことは石に文字を刻むことよりも困難です。石に刻まれた文字は簡単には消えませんが、私たちの心に書かれた文字は、時に、簡単に忘れられ、消えてしまうものだからです。神様の御言葉を心のうちなる板に確実に刻むためには、御言葉に日々与り、そして、御言葉のいのちに生きるべきなのです。

祈り:主よ!私が勝利に与った日、あなたを覚え、あなたに栄光を御捧げし、あなたの御言葉を心に刻み付けることができますように御導きください。

一言:勝利の日、主の御声の前にへりくだる

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投げ槍をアイのほうに差し伸ばせ
ヨシュア記 8:1-29

 「そのとき、主はヨシュアに仰せられた。『手に持っている投げ槍をアイのほうに差し伸ばせ。わたしがアイをあなたの手に渡すから。』そこで、ヨシュアは手に持っていた投げ槍を、その町のほうに差し伸ばした。」(18)

I.恐れてはならない。おののいてはならない(1-2)
 神様はヨシュアのもとに来てくださり、語ってくださいました。「恐れてはならない。おののいてはならない。」神様は、再びアイの町に上って行き、その町を得るようにとお示しになりました。そして、ヨシュアに勝利を約束して下さり、アイの町で得たもののすべてを、民の戦利品とすることを御許しになりました。神様は、戦いの作戦までも示してくださいました。すなわち、町のうしろに伏兵を置いて敵を誘き出し、挟み撃ちにするように言われました。神様は、イスラエルが悔い改めた時、再び、勝利への道を開いてくださったのです。

II.投げ槍をアイのほうに差し伸ばせ(3-29)
 ヨシュアは信仰によって立ち上がり、神様の御示しになられた作戦の通りに伏兵を置いて、民を率いて町の門に行き、アイの町の攻略に再び挑戦しました。アイの町の兵士たちはイスラエルを軽んじて、町の門を開いて出て来てイスラエルを攻撃しました。その時、神様はヨシュアに言われました。「手に持っている投げ槍をアイのほうに差し伸ばせ。」ヨシュアが神様の御告げの通りに投げ槍をアイのほうに差し伸ばすと、全ての民がいっせいに立ち上がり、たちまちのうちに、その町を攻め取り、アイの王を捕らえました。しかし、ヨシュアは、アイの町が完全に絶たれるまで、投げ槍を握った手を下ろしませんでした。それは、彼が神様の御告げに最後まで聞き従おうとする心のあらわれでした。民が、神様の示しに聞き従い、全てをかけて戦った時、敗北の地が、勝利の地へと変えられました。神様はイスラエルの過去の失敗を洗い流してくださったのです。

祈り:主よ!本当の勝利は、あなたの内ににこそあることを、私は信じます。私が、ただあなたの御言葉に聞き従い、最善を尽くす者でありますように。

一言:信仰によって再び立ち上がり、勝利への扉を開こう

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