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死をも乗り越えるルツの愛
ルツ記 1:15-22

 「あなたの死なれる所で私は死に、そこに葬られたいのです」(17a)

I.生死も苦楽も、全てを共にすることを決心したルツ(15-18)
 ナオミはルツに、故郷に帰るように強く勧めました(15)。しかしルツは言いました。「あなたの行かれる所へ私も行き、あなたの住まれる所に私も住みます。あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です。あなたの死なれる所で私は死に、そこに葬られたいのです。」(16,17) 彼女はナオミに付き従い、全ての苦難を共にすることを心に決めていました。彼女の姑への愛と神様への信仰は、死をも乗り越えようとするものでした。
 彼女は、ナオミの家庭で神様の愛を知るようになりました。そして、彼女も神様と姑とを愛するようになりました。そして、それ故に、彼女はナオミと共に行く決心をしたのです。
 これらすべてのことの中にあっても、私たちをキリストの愛から引き離すことはできません(ロマ8:35-37)。

II.ナオミを歓迎したベツレヘムの人々(19-22)
 ベツレヘムの人々は傷ついた姿で戻って来たナオミをかわいそうに思い、喜びで迎えてくれました。その時ナオミは言いました。「私を『ナオミ』(喜び)と呼ばないで、『マラ』(苦しみ)と呼んでください。」(20,21) 彼女はそれまでの試練を通して、すべてのことについて、神様の御心をさぐる信仰を持つようになりました。しかしその心は神様に罰せられたという思いに沈んでいました。しかし、彼女は、やがて、その苦しみに秘められた神様の大いなる御計画と愛とを悟るようになるのです。

祈り:主よ!今も降り注ぐあなたの愛を覚え、私も、ルツのように、あなたについて行きます。どこまでも御導きください。

一言:何によっても断ち切られることのない主の愛

カテゴリ:旧約聖書::ルツ記

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しゅうとめを離れなかったルツ
ルツ記 1:1-14

 「オルパはしゅうとめに別れの口づけをしたが、ルツは彼女にすがりついていた。」(14)

I.故郷に帰るナオミ(1-7)
 さばきつかさが治めていたころ、ユダの地に飢饉が起こりました。エリメレクは約束の地を捨てて、人の目に住みやすそうに思えたモアブの野へ行き、そこに居住しました。しかし、十年目、エリメレクと二人の息子は次々と死んで行きました。約束の地を捨て去った彼らに、大きな試練が降りかかりました。そして、後には、エリメレクの妻ナオミと、二人の息子の妻、オルパとルツが残されました。そのとき、ナオミは、「主がご自分の民を顧みて彼らにすでに食物を与えて下さっている」という知らせを聞き(6)、異邦の地での生活を清算して故郷へ戻る決断をしました(7)。彼女は絶望の中で、再び憐れみ深い神様を仰ぎ見て、神様の懐に戻って行く決心をしました。

II.しゅうとめを離れなかったルツ(8-14)
 ルツは、ナオミの死んだ息子のうちの一人の息子の妻でした。彼女は同族の反対を受ける中でユダヤ人と結婚し、神様の民となりました。しかし、すぐに夫を失い、姑と義妹と共にやもめとなってしまいました(5)。
 ナオミは、故郷に帰る途上、二人の嫁に言いました。「あなたがたは、それぞれ自分の母の家に帰りなさい。・・・主があなたがたに夫を与え、夫の家で、それぞれ身の落ち着き所を得させるように。」ナオミは、二人の嫁の幸福を願って、故郷で同族と再婚するように勧めたのです(8-13)。
 その時、オルパはナオミに別れの口づけをしましたが、ルツは姑にすがりついて離れませんでした(14)。彼女は姑と共に行くことが苦難の道であることを知っていましたが、逆境の中にある姑に仕え、神様の民として生きる道を選び取りました。彼女は、この選択によって、後に神様の祝福に与り、救いの御業に用いられるようになります。

祈り:主よ!今日、私が、自分を利する心ではなく、あなたの御旨に従い、選択の時に、あなたの御心のままに生きることができるように、私をつかまえていてください。

一言:主にすがりついて狭い道を行く

カテゴリ:旧約聖書::ルツ記

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