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霊の戦いに備えるため
申命記 23:9-25

 「あなたが敵に対して出陣しているときには、すべての汚れたことから身を守らなければならない。」(9)

I.あなたの陣営はきよい(9-14)
 敵を攻めるために出陣している時には、すべての汚れたことから身を守らなければなりません。イスラエルの陣営の中では、夢精も、用をたすことさえも慎まなければなりませんでした。その理由は次の言葉のとおりです。「あなたの神、主が、あなたを救い出し、敵をあなたに渡すために、あなたの陣営の中を歩まれるからである。」(14)。イスラエルは、聖なる神様に、陣営の中で醜いものを見せないようにと心がけました。このようにして、神様がいつまでも共にいてくださるように願ったのです。戦いを目前にして、主を迎えるために、自分自身をきよめることに心を尽くしたのです。
 一方、私たちが、主の戦い、たましいを救う戦いに赴く時、必要なことは、自らの内面を聖めることです。神様は私たちとともにおられ、私たちを勝利へと導こうとされていますが、私たちの内に醜いものが残っているならば、私たちを目的地まで導き入れることはできないのです。霊的な戦いのために必要な備えとは、うわべの備えではなく、内面を聖めることです。

II.兄弟から利息を取ってはならない(15-25)
 横暴な主人を離れ、逃げて来た奴隷はかくまってあげなければなりません。また、主にある民が娼婦になるようなことがあってはなりません。娼婦がかせいだお金は、地上の欲望に属するものであるため、仮にいくら多く捧げたとしても神様は受け取られないのです。同国人に貸しがある場合、利息をつけてはなりません。それは、神様の祝福に与るためです。また、神様に誓願をしたならば、それは必ず守らなければなりません。

祈り:主よ!あなたが共にいてくださらなければ、最後に勝利を得ることはできません。私は、自分自身をきよめます。あなたが共にいてくださり、勝利へとお導きください。

一言:あなたの陣営はきよい

カテゴリ:旧約聖書::申命記

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知らぬふりをしていてはならない
申命記 22:1-12

 「あなたの同族の者の牛または羊が迷っているのを見て、知らぬふりをしていてはならない。」(1)

I.他人の失ったものを発見した時(1-4)
 他人の牛や羊が迷っているのを見たら、決して知らぬふりをせず、その主人のところに必ず連れ戻さなければなりません。また、他人のろばや牛が道で倒れているのを見て、知らぬふりをせずに、それを起こしてあげるべきです(4)。なぜなら、失った当人の痛みを、自分の痛みのように思い、兄弟を助けることは神様の民として当然の生き方だからです。神様の目から見れば、自分のものではないから、自分のことではないから・・・と、見て見ぬふりをしていることは大きな罪なのです。
 今日、社会では、多くの若者や大人が、霊的にさまよい、あるいは力尽きて倒れようとしています。この世界には、霊的、肉的に飢え渇き、様々な苦しみを抱えている人々が数多くいます。私たちは、そうした現実に目をつぶってはいけません。関心を注ぎ、助けに出て行くことが、主に在る者として当然の生き方なのです。

II.二種類の種を蒔いてはならない(5-12)
 女が男の衣装を身に着けたり、男が女の着物を着たりしてはなりません(5)。それは、神様が創造のはじめから男と女を区別されたからです。野で鳥をつかまえる時には、母鳥とひなを一緒に取ってはなりません。ぶどう畑に二種類の種を蒔いてはならず、牛とろばとを組にして耕してはなりません(10)。神様はこの地上に区別と秩序を設けられました。神様は聖なる方、すなわち、区別された御方です。ですから、神様の民も、また、この世からは区別されているのです。

祈り:主よ!他人の苦しみに目をつぶっていた罪を悔い改めます。私を、霊的、肉的にさまよう隣人を顧みる者に変えてください。

一言:知らぬふりをしてはならない

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長子の権利を持つ者
申命記 21:15-23

 「きらわれている妻の子を長子として認め、」(17)

I.長子の権利(15-17)
 ある人に、二人の妻がいて、一人の妻を愛し、もう一人の妻を嫌っていましたが、二人の妻がともに男の子を産んだとします。その人が自分の財産を相続させる時、もしも長子が嫌っていた妻の産んだ子だったとしても、必ずその子に長子としての権利を認めて、二倍の分け前を与えなければなりません。長子の権利とは、夫の選り好みで左右できるものではなく、神様がお与えになった地位だからです。
 肉の思いによれば、愛する妻の子に長子の権利を与えたいと思うものです。しかし人を選ぶ時には、自分の利己的な思いではなく、神様の主権に聞き従うべきなのです。人の選り好みで後継者を立てていれば、やがては、権謀術数をめぐらす者や派閥をつくる者が現れます。しかし神様の主権に従うならば、家系の平和と秩序が、代々守られて行くのです。

II.かたくなな子(18-23)
 かたくなで、逆らう子、両親の言うことを聞かず、懲らしめられても従わない子をどのようにすべきでしょうか。放蕩して、大酒飲みの子をどうすべきでしょうか。町の人はみな彼を石で打ち殺さなければならないのです(21)。これは、あまりに酷いことだとも思えるかも知れません。しかし、イスラエルの中から悪を取り除き、イスラエルが聖いものでありつづけるためには、こうする他ないのです。今日、多くの親が自分の子どもを甘やかしています。子どもが親に逆らって放蕩しても何も言いません。しかし、こうしたことを続ければ、必ず家庭には不幸が訪れ、社会には苦痛がもたらされます。子どもを懲らしめることも、また、愛なのだということを知るべきなのです。

祈り:主よ!これまで、人を選ぶとき、何も原則の無いまま自分の好き嫌いにまかせていました。しかし、これからは、あなたの御心にかなう人を立てることができますように。

一言:神様が立てられる人

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戦いについての戒め
申命記 20:1-20

 「彼らを恐れてはならない。・・・主が、あなたとともにおられる。」(1)

I.戦いの準備(1-9)
 戦いに出て行くとき、なによりも、まず心を備えることが必要です。敵の馬や戦車や多くの軍勢を見ても、恐れてはなりません。戦いの結果をつかさどっておられるのは、主御自身だからです。ですから、私たちは恐れを退け、神様の助けを求めるべきです。神様は選ばれた民とともにおられ、敵と戦ってくださり、救ってくださいます(4)。
 恐れて弱気になっている者は、家に帰るべきです(8)。なぜなら、戦友の士気までもくじかれてしまう恐れがあるからです。
 主にある私たちは、イエス・キリストの兵士です(Ⅱテモ2:3)。私たちは目に見える敵との戦いにおいて、あるいは、目には見えないサタンとの戦いにおいて、いかに敵が強大に思えても、決して恐れるべきではありません。なぜなら、全能なる神様が共にいて下さるからです。神様を信頼し、その守りの中を歩むとき、その先に、勝利の栄光が待っています。

II.敵をどのように処理するのか(10-20)
 戦う前に、平和のために最大限の努力をすべきです。戦わずに平和を得ることができるならば、それが最善だからです。しかし、どうしても戦わなければならない時は、もはや、容赦してはなりません。カナンの地にある町々では、すべての息ある者を、その地から絶ち尽さなければなりません。それは、イスラエルが聖いものとされるためでした(18)。イスラエルは、まことの神様から心が引き離されてしまうことがないように、滅びへと導く偶像を絶ち尽す必要があったのです。内なる戦いに勝利することこそが、本当の勝利だからです。

祈り:主よ!戦いを目前にして、決して恐れてはならないことを知りました。あなたが私と共にいてくださるのだから。

一言:私と共におられる神様

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目には目
申命記 19:15-21

 「いのちにはいのち、目には目、歯には歯、手には手、足には足。」(21)

I.ひとりの証人によっては立証されない(15)
 たとえどんな罪であっても、すべて人の犯す罪は、ひとりの証人によってでは立証されたことにはなりません。二人または三人の証人の証言が必要とされるのです。集まりの中で、ある一人が別の一人を非難した時、その人の言葉だけで事実を判断してはなりません。多くの人の言葉を聞いて、慎重に判断することが必要なのです。

II.偽りの証人を罰しなさい(16-21)
 ある人は、妬みによって人を陥れようと、不正な証言をすることがあります。その時さばきつかさは慎重に調べ、偽りの証言を見破らなければなりません。そして偽りの証人が相手に行なおうとたくらんだことを、彼に行なわなければなりません(19)。すなわち相手の命を害そうとしたならばいのちを、目には目、歯には歯、手には手、足には足をもって償わせるべきなのです(21)。こうして、人々は、もしも人を害そうとしたならば、それと同じだけの害を自分が受けるようになること知り、悪を行おうとしなくなるのです。
 「いのちにはいのち、目には目」という言葉は、決して報復の教理ではありません。この御言葉は、いのちの大切さを教えているのです。人は、他人の立場を知らずに、衝動的に人を非難したり、暴力を振るったりしがちなところがあります。他人を害すれば、自分に、同じ分の苦痛が下されることを知るべきです。人の苦痛を自分の苦痛のように受け止めるべきなのです。

祈り:主よ!私は人の苦痛を考えず、兄弟を苦しめるようなことがありました。しかし、必ず、自分にも同じ苦しみが下されるのです。私が、他人を苦しめるようなことがありませんように。

一言:目には目

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