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おい茂るオリーブの木のようだ
詩篇 52:1-9

 「しかし、この私は、神の家にあるおい茂るオリーブの木のようだ。」(8)

I.豊かな富に頼る者(1-7)
 神様を力とせずに、自分の所有物を頼りにする者は、やがて、生ける者の地から根こそぎにされます。エドム人ドエグはそのような人でした(Ⅰサム22:6-23)。彼は欺きの舌で他の人々を害し、それによって、莫大な富を得たのです。彼は富を誇りましたが、それは神様から出たものではなく、悪巧みと欲心と偽りによって得たものでした。神様は、神様の時に、彼を裁かれます。彼らは、この地上では富と権力を得て永遠の成功を我が物としたかのようです。しかし、その最後は滅びと恥辱なのです。私たちは神様に人生の根をおろすべきです。この世に人生の根をおろすなら、時になると引き抜かれて行きます。ですから、私たちは不義なる者の成功をうらやむことなく、この世がどのように動こうとも、最後まで義なる神様に信頼し続けて行くべきなのです。

II.神様の恵みに拠り頼む者(8,9)
 神様の恵みに世々限りなく拠り頼む者は、神様の家で生い茂るオリーブの木のようです。生い茂るオリーブはいのちに満ちて、豊かな実を結びます。ダビデはそのような人でした。彼は何年もの間、サウル王に追われ、亡命生活を続けました。しかし患難と絶望の時にも、彼は、神様の変わらない愛に信頼しつづけました。どんな状況にあっても、人を恨むことも、神様を恨むこともなく、主なる神様に信頼を置き、日々感謝を捧げていたのです。

祈り:主よ!私がどんな現状の中でも、あなたの愛に信頼し、生い茂るオリーブの木のように豊かな御霊の実を結ぶ者でありますように。

一言:おい茂るオリーブの木のように

カテゴリ:旧約聖書::詩篇

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砕かれたたましいで祈りを捧げたダビデ
詩篇 51:1-19

 「神へのいけにえは、砕かれたたましい。」(17)

I.私はただあなたに罪を犯し(1-6)
 ダビデは勝利の時、霊的な安逸に陥り、重大な罪を犯しました。バテ・シェバと姦淫を行い、さらには、その罪を隠蔽するために、彼女の夫である忠臣ウリアを殺害してしまったのです。彼は、この罪の重荷の故に苦悩していました。そして、ついに、預言者ナタンが来た時、自分の罪を告白しました。彼は、神様の前に立った時、自分が、いかに神様の御心からかけ離れた惨めな罪人であるかを思い知りました。彼は、もはや神様の慈しみに頼るしかありませんでした。彼は、ただ神様の憐れみを求めました。主が自分の罪を洗い去り、きよめてくださるように祈り求めました。彼は、神様が自分に真実な悔い改めを願われていることを知りました。

II.私にきよい心を造り(7-19)
 ダビデは自分自身の罪は、自分の力ではきよめられず、神様だけがきよめてくださると知っていました。彼は、神様の赦しを求めました。彼は祈りました。「神よ。私にきよい心を造り、ゆるがない霊を私のうちに新しくしてください。」(10)彼は、神様が、霊的な死の中にあった自分を甦らせ、御霊を豊かに注いでくださることを切望しました。神様との交わりが甦り、再び救いの喜びに与りたい、そして、罪の重荷を負っている人々に、救いの知らせを告げ知らせる者になりたいと願っていました。彼は、人は自分自身の行いや財産、権力によっては決して魂の救いを得られないことを思い知らされていました。事実、神様は目に見えるいけにえではなく、砕かれた心こそを喜ばれます。救いに与るためには、砕かれた心で、神様に進み出て行く他ないのです。その時、神様は、人の魂をつくり変え、きよい神様のいのちを与えてくださるのです。

祈り:主よ!私が砕かれた心で、あなたの御前に進み出て行くことができますように御助けください。

一言:主は砕かれた心を喜ばれる

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とこしえに堅く建てられる都
詩篇 48:1-14

 「神は都を、とこしえに堅く建てられる。」(8)

I.やぐらである神様(1-8)
 詩人は、高嶺の美しいシオンの山のことを語ります。その都は全地の喜びでした。それは、その都の外的な美しさの故ではありません。その都を守られる神様の故でした。神様は、その宮殿で、ご自身をやぐらとして示されました(3)。王たちはシオンの民に敵対し、ここに侵攻して来ましたが、産婦のような苦痛に見舞われて退きました。神様は東風でタルシシュの強い海軍を打ち砕かれました。シオンは万軍の主に守られていたのです。万軍の主の中にあって、あらゆる敵の手から守られていたのです。神様の敵は、ますます強大な力を動員してシオンの町の民たちを威嚇します。こうした敵の前で、私たちは無力感に襲われるかも知れません。しかし、たとえ私たちが弱々しいとしても、私たちの神様がやぐらとなり、敵の手から都を守り、とこしえに堅く建てて下さるのです。

II.後の時代に語り伝えるために(9-14)
 神様による救いを経験した詩人は、主の恵みに思い巡らします。彼はシオンを巡り、その城壁と宮殿を巡り歩き、後の時代に語り伝えるようにと告げています。それは、シオンの町がどれだけ堅牢な町であるのかを伝えるためではありません。恵みの主が、シオンの町をどんなにしっかりと守ってくださったのかを伝えるためです。私たちをとこしえに導かれる神様の大いなる御業を語り伝えていくためなのです(14)。

祈り:主よ!自分の弱さばかりに目を留めていた罪を悔い改め、やぐらであるあなたを見て、あなたの内に逃れます。敵の手から私を御守り下さい。

一言:私をとこしえに堅く建てて下さる神様

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国々の民を集められる神様
詩篇 47:1-10

 「国々の民の尊き者たちは、アブラハムの神の民として集められた。」(9)

I.私たちのために、受け継ぐ地をお選びになる神様(1-4)
 詩人は、すべての民に向けて「手をたたけ。喜びの声をあげて神様に叫べ。」と告げています。それは、いと高き方、恐れられる方であられる神様が、全地の大いなる王になるからです。その時、選ばれた民に臨む恵みの豊かさは言い尽くし得ません。地上の全ての国民は主の栄光を見るのです。そして、選ばれた民が、約束の地を受け継ぐのです(4)。神様が、ヤコブにカナンの地を与えると約束された、その約束は、現実のものとなりました。その地は、本来ヤコブの地ではありませんでしたが、代々にわたり、その子孫のものとなりました。神様は資格がない者を選び出され、対価なしに、御国と誉れとを与えてくださる御方です。この方の招きに応えましょう。

II.国々を統べ治められる神様(5-10)
 神様は、世の全ての民のために、この地に降りて来られ、救いを成し遂げられました。そして民たちの喜びの叫びと角笛の音の中、再び、本来の場所へと上って行かれました。詩人は、この神様に向けて、声の限り賛美しています。
 神様は全地の王として、国々を統べ治められる御方です。この方の統治のもとで、国々の民の尊き者たちは、アブラハムの神の民として集められます(9)。そして、この地の盾は神様のものとなるのです。この時代、世の国々は神様の御心に背いています。しかし、終わりの時に、あらゆる国々は神様の御許に集められるのです。全地の主、神様を賛美しましょう。

祈り:主よ!私は、あなたに敵意を向ける人々を見て失望し、落胆することがありました。しかし、今、この罪を悔い改めます。ただただ、全地が、あなたの栄光を見る日を待ち望みます。

一言:全地はいつか神様のもとへ

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主にあって、喜び歌え。
詩篇 33:1-22

「正しい者たち。主にあって、喜び歌え。賛美は心の直ぐな人たちにふさわしい。」(1)

I.十弦の琴をもって、ほめ歌を歌え。(1-11)
 信仰の人は神様を喜ぶ人です。世の中にも喜びを感じさせるものは多いかもしれません。しかし、世のあらゆる喜びに勝る喜びが、神様のうちにはあるのです。信仰の人は、そのことを知っている人です。そして、神様と交わり、ともに生きる人です。そして、いつも神様をほめ歌う人です。神様とともに在る人々には賛美が満ち溢れます。神様は、すべての御言葉において正しい方です。真実なるわざを為される方です。正義と公正を愛される方です。その御言葉で天の万象をお造りになられた創造主です。国々のはかりごとを無効にし、国々の民の計画をむなしくされる主権者です。この方こそ、私たちの賛美を受けるにふさわしい方なのです。

II.神の民は幸いです(12-22)
 詩人は、主をおのれの神とする民は幸いだと歌っています(12)。なぜならば、主はご自分の民を顧みてくださる方だからです。恐れる者、その恵みを待ち望む者を顧みられる方だからです。彼らのたましいを死から救い出し、ききんの時に生かしてくださる方だからです(19)。多くの軍隊や自分自身の力では、わたしたちのたましいは救われません。しかし、神様はご自分に信頼する者を救ってくださいます。私たちの助け、私たちの盾となってくださるのです(20)。私たちが世の物に執着したり、苦しい現実だけを見て主から心が離れてしまうとき、私たちの心からは喜びも賛美も失われてしまいます。しかし、神様の御性質と救いの恵みを覚えるとき、私たちの心からは賛美が溢れ出します。

祈り:主よ!世の欲や現実の問題ばかりに心が奪われていたことを悔い改め、あなたを喜び、あなたを賛美する生活を送ることができるように導いてください。

一言:主を喜び、賛美せよ。

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