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キリストに在る人々が心にとどめておくべきこと
エペソ人への手紙 4:25-32

キリストに在る人々がその生活を正そうとする時、隣人、そして神様の聖霊を心にとどめているべきです。では、これは具体的にはどのようなことなのでしょうか。

I.隣人に対して真実を語りなさい(25-29)
 キリストに在る人々は偽りを捨てて、真実を語るべきです。なぜなら私たちは互いにからだの一部分だからです。偽りは、体の各器官がお互いを邪魔する働きをします。
 キリストに在る者であっても、決して怒りを表さないというわけではありません。怒るべきことに憤りを表すことは必要です。ですが、そのために罪を犯したり、ずっと憤ったままでいてはいけないのです。怒るべきことに対して憤ったとしても、感情を節制しないとサタンの罠に陥ってしまいます。そして、キリストに在る人々が、他人のものを盗んだり、人の善意を裏切って害を加えるべきではないことは当然であり、むしろ、努力して働き、隣人を助けとなっていくべきです。また、キリストに在る私達は互いに親しいからといっても、言葉を慎まなければなりません。互いに人の徳を養い、恵みを与えることを話すように心がけて行くべきなのです。

II.神様の聖霊を悲しませてはいけません(30-32)
 私達は、私達の内に来て働いてくださる神様、すなわち聖霊を悲しませてはいけません。聖霊は救いのその日まで私たちを助け、導いて下さいます。しかし悪意、無慈悲、憤り、怒り、叫び、そしりなどは、私たちの内にある聖霊の働きを妨げてしまいます。私達は、お互いに親切にし、赦し合い、イエス様の愛に生きるように努め、聖霊が、私たちの内に働いてくださるように生きていきましょう。

祈り:主よ!私は、自分の隣人と聖霊の存在から心が離れてしまいやすい者です。私がいつもあなたを覚えて生きていけるように助けてください。

一言:その隣人と共に

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新しい人を身に着るべきこと
エペソ人への手紙 4:17-24

パウロは、キリスト者の生き方を、一言で「新しい人を身に着るべきこと」と言います。新しい人の生き方とはどのようなものなのでしょうか。

I.異邦人のように歩んではなりません(17-22)
 イエス・キリストを受け入れた人々は異邦人のように歩んではなりません。異邦人とは神の御国に属していない人々です。彼らは、神の国を知らない霊的な無知と、世の常識に縛られたかたくなな心のゆえに、神のいのちから遠く離れているのです。こうした無感覚のため、世の欲望に支配されて好色に身をゆだね、不潔な行ないから離れられません。
 もしも私達がキリストを受け入れて、御国を受け継ぐ希望を与えられた後にも、この世の誘惑から離れず、まるで異邦人のように過去の習慣のままに歩みつづけるならば、神様はどれほどに悲しまれるでしょう。

II.心の霊において新しくされ(23,24)
 人々は罪深い過去の習慣から離れて新しい人になりたいと願います。そのように生きるために苦労し、模範的な生き方をするために努力したりもします。ですが、昔の人から離れられない自分自身の姿を目の当たりにして絶望してしまうのです。
 一体どうすれば、新しい人になることができるというのでしょうか。必要なことは何なのでしょうか。それは、ただ心の霊において新しくされることです。イエス様の御言葉を聞いて、悔い改め、心が新しく造り変えられることなしに、行いだけを良くしたいと願うのは、まるで悪い木から良い実を求めるかのようです(マタ7:17,18)。
 この世の道徳を学ぶだけでは、人の霊的な本質は新しくなりません。イエス様のいのちを受け取るときに初めて、人は新しく造り変えられるのです。

祈り:主よ!御心のままに、私から昔の人の性質を取り去って下さい。私を罪深い過去の自分から自由にしてください。そして、新しい人を身に着けるようにお導きください。

一言:新しい心の霊によって人は新しくなる

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御霊は一つです
エペソ人への手紙 4:1-16

パウロは、これまでの章で、イエス様を通して全人類を救い、万物を和解させ一つにしようとされる神様の大いなる御旨について語ってきました。また、神様がこのご計画を、教会を通して成し遂げようとされることを語りました。そして、今からは、パウロはこの使命へと召された人々がどのような姿勢で生きるべきかについて教えています。

I.信仰は一つ、神は一つ(1-6)
 キリストに在る人々は召された者にふさわしく、神の国に望みを置いて生きていくべきです。自我や感情に支配されることなく、謙遜と柔和、忍耐と赦しで人に接していくべきです。このようにして、全てがイエス様の中で和解できるように務めるべきなのです。主は一つ、信仰は一つ、バプテスマは一つ、神様も一つです。キリストに在るはずの人々が互いに一つになることができないとするならば、それは、神様の召されより自分の利益や感情が優先されているからです。

II.キリストのからだを建て上げるためであり(7-16)
 教会の中で一つになろうとする時、大きな問題は各人に与えられた能力や才能が違うということです。そのために競争意識や妬みが生じることさえあるかも知れません。
 しかし気が付くべきです。本来、才能は、自分の利益や自分の栄光のために用いるものではありません。才能は、ただ神様から与えられている賜物です。各人の才能によって教会には多くの職分があります(11)。そして、その目的は、聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、またキリストのからだを建て上げることなのです(12)。もしも与えられた才能を自分の栄光のために使うならば、そこには憎しみと分裂が生じます。

祈り:主よ!私たちを一つにしてください。私達が互いに整えられて、あなたのからだを建て上げて行くように導いてください。

一言:結び合わされ、成長し

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キリストの愛を知ることができますように
エペソ人への手紙 3:14-21

使徒パウロは万物をつかさどられる父なる神様の御前にひざをかがめて祈っています。彼の切なる祈りは何だったのでしょうか。

I.キリストの愛を知ることができますように(17-19)
 パウロは、信仰によってキリストが彼らの心のうちに住んでいてくださるように祈っています(17)。キリストが私たちの心のうちに住まわれる時、私たちはキリストの愛を知るのです。キリストと共に生きるとは、この愛に根を下ろし、この愛に支えられて生きることなのです。
 ですからキリストと共に生きる時、人はイエス様の愛の広さ、愛の長さ、愛の深さを理解し、その愛の満ち満ちたさまにまで、満たされるようになって行くのです。今朝は、心を静め、聖書にあらわれているイエス様の愛の広さ、長さ、深さを想う時をもってみましょう。

II.力をもって、内なる人を強くしてくださいますように(16,20,21)
 パウロは、私たちの内なる人が強められるように祈っています(16)。私達は、外側の世界に思いを向けやすい者ですが、パウロは、私達が外側の世界に心を奪われるのではなく、まず、自分自身のただなかにある神の国へと思いを向けるように祈っています。私達の内なる人が強められていなければ、聖書の言葉を悟ることも、私達の人生に生かしていくことも出来ないからです。神様は私たちの願うところ、思うところのすべてを越えて御恵み豊かな方です。私たちが、この方の力に覆われる時、私たちの内にはキリストの命が息づき、内なる人は強められて行くのです。
 終わりに、パウロは教会により、またキリスト・イエスにより、栄光が、世々にわたって、とこしえまであるように祈っています。彼の祈りは、ただひたすらに神様の栄光へと向けられていたのです。

祈り:主よ!私の内なる人が強められ、あなたの愛に生きることが出来ますように。

一言:思うところのすべてを越えたキリストの愛

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この福音に仕える者とされました
エペソ人への手紙 3:1-13

パウロは、ローマの監獄に囚われていました。しかし、彼は決して悲観することも、羊たちに弱々しい言葉を書き送ることもありませんでした。なぜなら彼は自分が誰であり、何のために生きているのかを知っていたからです。

I.この恵みが与えられたのは(1-9)
 パウロはキリストの奥義を知っていました。それは異邦人も福音によって救われ、神様の約束にあずかるようになるということでした(6)。この奥義は今は聖霊によって使徒たちと預言者たちに啓示されていますが、前の時代には、明らかになってはいなかったのです。しかし神様は今、全ての人が、この奥義に生きるようになるため、使徒パウロを福音に仕える者とされました(8,9)。
 パウロは罪の奴隷であった自分をつくり変え、その貴い業に仕える者とされた神様の恵みの賜物に感謝するばかりでした(7)。福音を知り、その業に用いられることほど貴いことはありません。それは、監獄に入れられることをも厭わないほどに大いなる御恵みなのです。

II.今教会を通して(10-13)
 パウロを始めとする使徒たちに福音を啓示された神様は、この御業を、教会を通してこの世にあらわされます。これは、遠い過去から定められていた神様の御旨です。教会の使命はすべての人に福音の奥義をあらわすことなのです。
 パウロは福音を証しする中で、囚われの身となりました。しかし彼は自分の務めの意味を知っていたために、監獄でも何をも恐れることがなかったのです。

祈り:主よ!私に福音の奥義を知らせ、その働きへと迎え入れて下さり、まことにありがとうございます。私がこの恵みの中で生きることができるようにお導きください。

一言:私の貴い務め

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