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福音の核心
Ⅰコリント 15:1-4

 「キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、」(3)

Ⅰ.この福音によって救われるのです(1-2)
 コリント教会の聖徒たちは、使徒パウロの伝えた福音を受け入れ、その中に立っていました。しかし歳月が流れると、世の惑わし、現実の苦難の中に在って、最初に受けた福音を覚え、守り抜くことができなくなっていました。パウロはこのような彼らにもう一度福音を思い起こさせました。「また、もしあなたがたがよく考えもしないで信じたのでないなら、私の宣べ伝えたこの福音のことばをしっかりと保っていれば、この福音によって救われるのです。」(2)。私たちは恵みによって福音を受け入れました。この福音はすべての信じる者を救いに至らせる神様の力です(ロマ1:16)。私たちはこの福音をしっかりと保っている必要があります。

Ⅱ.私たちの罪のために死なれ(3-4)
 パウロは、「キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書に従って三日目によみがえられたこと」と証ししています。キリストの死と復活は神様の救いの御業の中心で、人類の歴史の転換です。キリストは、死なれよみがえられました。それによって、罪と死の勢力を打ち砕き、サタンの支配の下で苦しみあえいでいた人々を救われたのです。誰でもこのイエス様を信じるなら、死の勢力に苦しめられることはありません。永遠のいのちと平和と幸福を受けます。罪の赦しの確信と神様の御国に対する生ける望みを持つのです。
 イエス様の死と復活は偶然のできごとではありません。聖書に預言された神様の約束が成就されたのです。神様が約束された救いの約束、この信頼すべき約束が、確かに成就されたのです。

祈り:主よ!あなたは、私のために十字架で死なれ、よみがえられました。このことを覚え、感謝します。私は、この福音をいつも保って行きます。

一言:私のために死なれ、よみがえられた主イエス・キリスト
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復活の初穂、イエス・キリスト
Ⅰコリント 15:20-28

 「まず初穂であるキリスト、次にキリストの再臨のときキリストに属している者です。」(23)

I.キリストの再臨の時、キリストに属している者(20-23)
 イエス様はよみがえられたことで、眠った者の初穂となりました(20)。「初穂」とはその次の実が続けて実るという予告です。イエス様の復活は復活の初穂として、全ての聖徒たちも復活することを、前もって見せてくれたできごとです。
 アダムにあってすべての人は死を味わうようになりました。しかし復活の初穂であるイエス様の中では、全ての人が生かされるようになりました(22)。おのおのにその順番があります。まず初穂であるキリスト、次にキリストの再臨のときキリストに属している者です。
 それで私たちが誰に属しているのかは、大変重要なことです。キリストに人格的に属した者はキリストと共に復活の栄光に参加するようになります。しかし教会の職分や交わり、自分の栄光に属しているなら、キリストの再臨の時、落ちて行くしかありません。

II.死からの勝利(24-28)
 今まで、人間を最後まで徹底的に支配して来たものは死でした。死の力の前では人間は本当に無力でした。しかしイエス様がよみがえられたことで、これ以上死の力が私たちを支配することはできません。イエス様はよみがえられたことで、万軍の王となり、万物を回復させてくださったのです(27,28)。

祈り:主よ!主がよみがえられたことで、私もよみがえるようになることを信じます。また万物を回復され、永遠に治められる主を仰ぎ見て、今日も信仰によって生きます。

一言:キリストに属する者
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雄々しく強く
Ⅰコリント 16:1-24

 「目をさましていなさい。信仰に立ちなさい。男らしく、強くあってほしい。」(13)

I.前もって準備した献金(1-9)
 コリントの聖徒たちは飢饉のため大きな試練を受けているエルサレム教会のため、献金をしようとしました。パウロはこのようなコリント教会員たちに、告げました。「いつも初めの日に、収入に応じて、手もとにそれを蓄えておきなさい。」(2) 捧げるものは、前もって準備されたものであるべきなのです。使徒パウロは、今度、コリントに行くときには、しばらく滞在したいと願っている旨を告げています。しかし、五旬節まではエペソに滞在することにしていました。エペソでは、福音の門が広く開かれていたからです。パウロは自分の願うままではなく、聖霊の導きに従いました。

II.男らしく、強くありなさい(10-24)
 パウロは、コリント教会員たちに、テモテを初め、主のために労苦するしもべたちと、よく同労し、彼らに聞き従うように告げました。そして最後に、二つのことを勧めました。一つ目は、信仰にしっかりと立ち、雄々しく強く生きるべきことでした(13)。雄々しく強く生きるということ、それは、異邦の文化に盲目的に染まってしまうことなく、福音に反するものを退け、福音を守り抜き、福音によって生きるということです。イエス・キリストのりっぱな兵士(2テモテ 2:3)として生きることなのです。そして、二つ目は、いっさいのことを愛をもって行なうべきことでした(14)。私たちが、互いに、自らの主張を誇り、押し通そうとするならば、教会は分裂に至ります。しかし、お互いに短所を支えあい、イエス様の愛を覚えて生きるとき、私たちは、すべての人間的な問題を乗り越えて、一つになることができるのです。愛の中で一つになる時、教会は、キリストの体となります。

祈り:主よ!私が、あなたを覚え、雄々しく強く生きて行くことができますように。また、いっさいのことを愛を持って行うことができますように。 私を導いてください。

一言:雄々しく強く

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最後の勝利
Ⅰコリント 15:50-58

 「堅く立って、動かされることなく、いつも主のわざに励みなさい。」(58)

I.終わりのラッパ(50-53)
 神様はご自分の子どもたちに御国を相続させてくださいます。そこは永遠の御国、聖なる、栄光に満ちたところです。その御国を相続するためには、朽ちるからだから朽ちないからだへと変えられている必要があるのです。では、いつ、どのようにして、朽ちないからだへと変えられるのでしょうか。51節をご覧ください。主が再び来られるその日、最後のラッパが鳴り響く時、たちまち、一瞬のうちに、変えられます。死者はみな朽ちないからだに甦ります。そして、私たちは神様の御国を受け継ぐのです。ですが、福音に背を向け、自我の望みのままに生きていた人々は、この時、泣いて歯ぎしりするようになります(マタ13:42)。

II.死はのまれた(54-58)
 終わりのラッパが鳴る時、死は征服されます。「死は勝利にのまれた」としるされている、みことばが実現します。死は残忍な暴君のように人類を支配して来ました。しかしイエス様が再臨される時、死は征服され、もはやその力を失います。そして、同時に、罪と律法も力を失うのです。永遠のいのちが支配する世界がおとずれるのです。私たちは、この甦りへの望みの中、歩んで行こうではありませんか。使徒パウロは告げています。「ですから、私の愛する兄弟たちよ。堅く立って、動かされることなく、いつも主のわざに励みなさい。あなたがたは自分たちの労苦が、主にあってむだでないことを知っているのですから。」 (58)

祈り:主よ!この世に在って、あなたの御業に励みます。 最後に、勝利をもたらされる御方、あなたを仰ぎ見ながら。

一言:終わりの日の勝利

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どのようなからだで来るのか
Ⅰコリント 15:35-49

 「私たちは土で造られた者のかたちを持っていたように、天上のかたちをも持つのです。」(49)

I.神様は、みこころに従って、それにからだを与え(35-41)
 コリントの聖徒たちの中には、「死者は、どのようにしてよみがえるのか。どのようなからだで来るのか。」と尋ねる人々がいました。パウロは、種と花のたとえで、これを説明します。種が地に落ちるからこそ花が咲きます。私たちの体が甦るのも、そのようなものです。地に種をまけば、そこから小さくて黒い種とは全く異なる美しい花が咲くようになります。そのように、私たちがよみがえる時、今とはまったく違うからだを着るのです。
 からだには、天上のからだもあり、地上のからだもあります。そして、その栄光は異なります。私たちがよみがえる時には、天上のからだを着て、天上にある栄光を着るようになるのです。

II.キリストのからだを着るようになります(42-49)
 今、私たちのからだは地上に属するからだであり、弱く、朽ちて行く体です。このからだのために、私たちは「生・老・病・死」の苦しみや悲しみを経験します。肉の欲望に支配されて罪を犯すこともあります。そして年をとれば、弱く衰えて行きます。私たちの血肉の体は、やがて滅びるのです。しかし、甦りの日、私たちは永遠に朽ちることのない御霊に属するからだとなるのです。それは、強く、栄光あるからだです(42-44)。私たちは今、アダムから引き継がれた地に属する人のかたちを持っています。しかし、甦りの日にはキリストに似た、天上に属する栄光あるかたちとなるのです。

祈り:主よ!私たちは、今は、滅び行くからだに在ります。しかし、甦りの日、このからだは、栄光へと変えられることを信じています。

一言:天上に属するからだとなる

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